一般国道42号 那智勝浦道路パンフレット

 那智勝浦道路は、新宮市三輪崎~那智勝浦町市屋間を結ぶ延長15.2kmの自動車専用道路です。新宮市及び那智勝浦町における交通混雑解消、災害時の代替機能確保を主な目的としています。

起終点
起点)和歌山県新宮(しんぐう)市
       三輪崎(みわさき)
終点)和歌山県東牟婁(ひがしむろ)郡
   那智勝浦町(なちかつうらちょう)
       市屋(いちや)
計画延長
15.2km
幅員
22.0m(完成)
10.5m~11.5m(暫定)
構造規格
第1種第3級
設計速度
80km/h
車線数
4車線(完成)
2車線(暫定)

事業の状況

  • 那智勝浦道路

過去の事業状況:

標準断面図

土工部 暫定2車線 橋梁部 暫定2車線 トンネル部 暫定2車線
昭和62~平成2年度
調査
平成2年12月7日
都市計画決定(15.7km)
平成4年度
新宮市三輪崎~東牟婁郡那智勝浦町川関間を事業化
平成8年度
用地着手
平成10年度
工事着手
平成18年度
東牟婁郡那智勝浦町川関間~同町市屋間を事業化
平成19年度
新宮市三輪崎~東牟婁郡那智勝浦町川関間供用開始
平成22年度
用地着手(東牟婁郡那智勝浦町川関間~同町市屋間)
平成22年度
工事着手(東牟婁郡那智勝浦町川関間~同町市屋間)

災害時の交通を確保

災害に強い、那智勝浦道路
 近い将来発生すると言われている「南海トラフの巨大地震」では、最大高さ約10mの津波が起きると予想され、海沿いの国道42号も津波により浸水し交通が寸断される恐れがあります。
 那智勝浦道路は予想される津波よりも高所に造られており、浸水することなく、災害時の緊急輸送路として機能します。

想定される大津波発生時のイメージ

南海トラフの巨大地震時に予想される津波浸水想定区域

「南海トラフの巨大地震の浸水想定図(H25.3.28)」より作成


基幹病院へのアクセス向上

 那智勝浦道路の開通で、紀南エリアの地域災害拠点病院である新宮市立医療センターへの搬送ルートと時間が短縮されるとともに、定時性が確保され救急医療活動に寄与します。

新宮南IC出口から新宮市立医療センターに向かう救急車

新宮市立医療センター

新宮南IC付近

地域災害拠点病院への搬送ルートと時間短縮

※H22年道路交通センサスより算出


渋滞の少ない道路の実現

 紀南地域の暮らしを支える国道42号。しかし通勤時間帯や観光シーズンには荒坂津神社前交差点や汐入橋交差点などで交通渋滞が多く発生していました。
 那智勝浦道路(三輪崎~那智勝浦IC)が開通したことにより、国道42号に集中していた車の流れが分散し、荒坂津神社前交差点の渋滞が大きく緩和しました。
 汐入橋交差点についても事業中区間の開通によって渋滞の解消が期待されます。

那智勝浦道路の開通に伴う交通量の変化(平日)

荒坂津神社前交差点(渋滞ポイント)渋滞緩和

開通前:平成20年2月13日(水)

開通後:平成20年4月4日(金)

国道42号渋滞多発区間


より便利な道路を目指して

 現在、那智勝浦IC~那智勝浦町市屋間(6.3km)が事業中です。
 全線開通後は新宮市~太地町の移動時間が大幅に短縮でき、地域の発展に寄与します。

那智勝浦道路の全線開通後の地域間移動時間の短縮

那智勝浦IC付近