一般国道24号京奈和自動車道「五條道路」・「橋本道路」(五條IC〜橋本東IC)が開通しました
京奈和自動車道で奈良県と和歌山県が結ばれました
 国土交通省で整備を進めてまいりました、一般国道24号京奈和自動車道「五條道路」の五條インターチェンジから「橋本道路」の橋本東インターチェンジ間4.2km(奈良県域3.4km、和歌山県域0.8km)が、ともに暫定2車線で平成18年6月17日(土)16時に開通しました。これにより、五條北インターチェンジ〜橋本東インターチェンジ間の8.7kmがつながりました。
なお、開通に先立ち、開通式典を行いました。




 京奈和自動車道は、大和平野を南北に縦貫して京都と和歌山を結ぶ延長約120kmの高規格幹線道路です。広域的には、既存の高速道路および主要な国道と連携することで相互のネットワークを形成し、近畿大都市圏での時間短縮を図るとともに京都〜奈良〜和歌山の拠点都市の連携強化を図ることとしています。
また、地域的には奈良県の南北軸として骨格をなし、なら半日交通圏道路網構想を支援する道路です。県内の交流の促進や国道24号の渋滞緩和、交通事故の減少、走行時間の短縮、定時性の確保など地域の活性化に寄与する役割を担っています。

京奈和自動車道「五條道路」とは

五條道路は、奈良県五條市居傳町を起点とし、五條市畑田町(和歌山県境)までの延長7.9kmの自動車専用道路です。
このうち、今回開通したのは五條インターチェンジ(五條市釜窪町)〜和歌山県境(五條市畑田町)間(暫定2車線)約3.4kmです。
4月22日に開通しました五條北インターチェンジ〜五條インターチェンジ間を含めて、五條道路は全線開通しました。

京奈和自動車道「橋本道路」とは

橋本道路は、和歌山県橋本市隅田町(奈良県境)を起点とし、橋本市高野口町までの延長11. 3kmの自動車専用道路です。
このうち、今回開通したのは奈良県境(橋本市隅田町)〜橋本東インターチェンジ(橋本市隅田 町)間(暫定2車線)約0.8kmです。
なお、4月27日には、橋本IC〜高野口IC間(暫定2車線)約5.6kmが開通しています。

位置図
  概要図

期待される整備効果
(1)交通混雑の緩和
五條道路の開通により、従来、本陣交差点に代表される市街地部を通過していた交通が転換することにより、交通混雑の緩和が期待されます。

(2)交通事故の減少
五條道路の開通により、通過交通が転換するため、並行する国道24 号の交通事故の減少が期待されます。

(3)所要時間の短縮
五條道路の開通により、五條市域の移動時間が短縮され、道路交通の利便性が向上します。また、国道24号においても、混雑が緩和されることにより、円滑な通行が可能になります。所要時間の短縮による経済効果は年間約70億円と予想されます。

(4)工事コストの縮減
都市型側溝の採用等、新技術の採用や現場内におけるコスト縮減を図っていま す。
 


開通式典
(1)開催日時: 平成18年6月17日(土)
10時00分〜11時00分
(2)主  催: 国土交通省近畿地方整備局
(3)式典場所: 一般国道24号京奈和自動車道
「五條道路」五條インターチェンジ(五條市釜窪町地先)
(4)パレード: (ルート)五條インターチェンジ → 橋本東インターチェンジ


「五條道路」五條インターチェンジで行われた開通式典には、地元自治体や地域の代表者ら約240人が参加しました。
式典ではまず、国土交通省近畿地方整備局長の藤本貴也が、「さきに開通した大和・御所道路の大和区間では並行する国道24号の交通量が16パーセント減少するなど多様な整備効果が出ている。これからも、次代にわたって安全で豊かな暮らしに資する道路整備を推進していきたい」と式辞を述べました。
続いて、挨拶に立った国土交通大臣政務官の石田真敏は、「京奈和自動車道の「奈」と「和」を結ぶはじめての区間が開通することは、この地域の魅力を近畿、そして全国の人々に体験してもらう契機となる」と述べました。
来賓として柿本善也奈良県知事は「道路が繋がると近いという感覚に変わる。道路は繋がってこそ値打ちがあると認識できる」とし、しっかり道路を使って値打ちを高めていきたいと地元の喜びを述べました。また、木村良樹和歌山県知事代理で小佐田昌計副知事が「この道路は和歌山県にとって第二国土軸と位置づけてもよい道路。和歌山県と奈良県がより強く結びつく」と期待を披露しました。
この後会場を移して、関係者によるテープカット、くす玉開披と同時に、近隣の四つの小学校から12人の児童が参加してエコ風船飛ばしを行ないました。
引き続き、白バイを先頭に関係車輌による開通パレードを行ないました。

【開通式典】 【テープカット・くす玉開披】 【開通パレード】