まちづくり・公園・営繕の仕事

日下 慎二
現在の業務内容と、その仕事をする上で大切なこと、面白さ、やりがいについて教えてください。

現在、私は国営平城宮跡歴史公園整備事業に携わっています。平城宮跡歴史公園は特別史跡であり、世界遺産「古都奈良の文化財」の構成資産の一つでもあって、我が国を代表する歴史・文化遺産である平城宮跡(奈良県奈良市)の一層の保存・活用を図ること通じて、"奈良時代を今に感じる"空間を創出していくものです。

担当している仕事は、埋蔵文化財に関わる行政機関や研究機関との調整を図りつつ、発掘調査などの調査・研究成果を反映した往時の宮殿、大路の復原整備や、公園の魅力を発信する施設を整備するもので、こうした仕事のすすめ方は、土木技術者として河川や道路の仕事からだけでは得られない、たいへん貴重な経験となっています。

現在の業務をされている中で、印象に残ったエピソード(失敗、喜びなど)あればお教えください。

国営平城宮跡歴史公園の整備にあたっては、公園や埋蔵文化財に関わる行政機関や研究機関の方々のほか、さまざまな立場や思いをお持ちの団体や地域の方々と接触する機会が多くあり、そうした方々の多様な意見や声も受け止めて業務をすすめていくことになります。

それはたいへんなところではあるのですが、"奈良時代を今に感じる"空間を創出する、という事業プロセスと捉えれば、この仕事の醍醐味でもあるのだろうと感じています。

国土交通省を検討されている学生の皆さんへ、メッセージをお願いします。

仕事をしていくうえで、自身の専門分野のみならず、幅広い分野のものごとが関わってきます。学生時代から、広い視野とさまざまな視点でものごとを考える習慣を身につけておかれると良いと思います。

ご自身の目標や夢があれば教えてください。

これからも近畿地方整備局職員としての仕事を遂行していくことを通じて、ものごとの本質を見極める目を養っていきたいと考えています。

人々が憩い、交流し、うるおいある豊かな暮らしに欠かせない公園。国営飛鳥歴史公園では、「日本人の心のふるさと」を国民共有の資産として、歴史的風土と周辺環境の調和を目指した景観づくりや歴史学習の場などを創出しています。

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