川の特性や本質を読み取る〜淀川水系の流出解析モデルの技術的検討について〜
| 平成19年に淀川水系河川整備基本方針、平成21年に淀川水系河川整備計画が策定され、これらの淀川水系の治水計画を検討するため、これまで淀川水系の水理現象を把握する上で、保津峡・岩倉峡と言った狭窄部、三川合流部・琵琶湖の貯留現象といった課題を解消し、淀川特有の水理現象を忠実に再現するため、流域内の府県・国・水資源機構の担当者で構成する琵琶湖・淀川治水技術担当者会議において、定道成美氏(元近畿地方整備局長)のボランティアによるご指導のもと、今まで蓄積したデータを職員自らが収集し、解析、モデルの構築まで行いました。 この技術的検討について、平成22年1月18日に琵琶湖・淀川治水技術担当者会議の講演会が大阪市内で開催されました。講演会では定道氏をはじめ、担当者会議の14名のメンバーが登壇し、淀川水系の技術的検討を紹介していただきました。 この講演会では、定道氏より、データの重要性や必要性を中心に、先人が命をかけて収集してきた観測データを宝物とし、自然に忠実にモデル化していくその技術を少しでも皆さんに紹介し、河川技術者の原点であるこの宝物の意味を感じ取っていただくことを目的として、講演していただきました。さらに、すべての作業を自らこなし、実際に技術的検討に携わった担当者の体験談や報告書のポイントも紹介され、140名を超える技術者が熱心に耳を傾けていました。 |
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