多くの賢女を輩出した“日本の真綿のふる郷”へ。

琵琶湖畔、緑の芝生でのんびり休める道の駅。
滋賀県坂田郡近江町 / 近江母の郷

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ほーら、この通り。
“ごろごろ”したいでしょ!?

レストランはこちら。

近江町と近隣市町の産業資料のご紹介。

お庭のせせらぎが涼しげ。

ぜんぶ、メードバイ繭。

これが「角真綿」だよ。
大津と長浜を結ぶ主要地方道大津能登川長浜線。通称“湖岸道路”を北上すると、天野川から少し行ったところに大きな蔵のような建物・道の駅“近江母の郷”が現れます。入り口を進むと、思った以上に敷地が広いので驚きました。

駅長「ここはもともと“学び、憩い、游ぶ”をテーマにした町の複合文化施設として建てられました。ですから集会や企業研修、合宿などに使ってもらえるよう、研修室や宿泊室、テニスコートや屋内グラウンドも完備していますし、広い芝生のある公園もあるんです。県外からも多くの方々が宿泊に来られていますよ。それが2年前“道の駅”にも登録され、車で立ち寄られる方々にも、芝生で休んだり、水辺で遊んだり・・・と休憩スポットとしてご利用いただいているんです」

なるほど、湖岸ドライブの休憩スポットとしては絶好のロケーション。琵琶湖の風に吹かれながら緑の芝生でひと休み・・・なんて気持ちよさそうですね。ところで、駅の中核施設“くらしの工芸館”には案内所やレストランの他、特産品の展示室もあるようですが。

駅長「このあたりはかつて日本一の真綿の産地で、最盛期は日本の真綿の7割を生産していました。真綿は蚕の繭を開いてのばす“繭むき”をしてとる最高級の綿で、軽くて実に暖かいので、布団や半纏(はんてん)などに用いていました。当時は町のほとんどの女性が“繭むき”作業に大活躍してたのですが、時代とともに需要が減り、今では2〜3軒しか残ってません。そうした貴重な伝統工芸を広く知っていただくために、展示室では繭や真綿布団などの製品、また彦根や長浜の工芸品も展示しています」

どうやら“近江母の郷”という名前の由来は、そんな女性たちの手で支えられてきた町ということと関連がありそうですね。

駅長「ええ、当地は歴史的にも神功皇后や賢女の鏡と言われる山内一豊の妻・千代夫人らを輩出しており、そんな女性の優しさや温かさを町づくりに生かそうと名づけられました。今も商工会婦人部の方々が作られた繭のコサージュなどが駅に土産品として並んでいます。またお土産と言えば、商工会が昨年開発したシルクパウダー入り“フルフル麺”は近江町限定販売のコシのあるうどんで、体にもよい健康食品です。駅でも案内所のカウンター前で販売していますが、道を尋ねに立ち寄られたお客様方に好評ですよ」

土日は長浜の黒壁スクエアなど観光地へ向かう車が多い湖岸道路。案内カウンターではそうしたお客様用の地図を常備し、親切な情報提供もしておられるとか。では他に駅のイベントのようなものはあるのでしょうか。

駅長「毎週日曜の朝には“青空市”がたちます。地元の新鮮野菜の他、変わったところでは手作りの“おからドーナツ”などもあって、昼前には完売しますね。あと、手作りの木工製品を販売する方もおられたり・・・。今はテント張りの“青空市”ですが、いずれ物産館を建ててもらえるようにと地元の方々が頑張っておられるんです。また毎年“母の日”には町づくり委員会主催でフリーマーケットを催します。今年は第2回目で、百五十店ほどが参加され、一万人近いお客様に来ていただき、それは大変な盛況ぶりでした」

さらに12月には恒例“母の郷フェスティバル”を開催予定で、現在楽しい内容を計画中とか。琵琶湖に面した緑いっぱいの“近江母の郷”は、心ゆくまで憩い、遊び、地元との交流も楽しめる道の駅。まさに“母の懐”のように安らげる、居心地のいい場所でした。

これがうわさの・・・。
名前の由来は現場で。

近江母の郷駅長 西野 猛

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