| “備長炭”のよさ・おいしさ再発見。 |
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知る人ぞ知る最高級炭・備長炭のふるさと、秋津川。“紀州備長炭記念公園”は、そんな秋津川の里を通る主要地方道田辺龍神線に面した、炭がテーマの道の駅です。 駅長「海に面した田辺から山あいの龍神をつなぐこの道沿いは、紀州らしく梅林がほとんど。特に春から初夏は気持ちいいドライブが楽しめますよ。龍神から白浜へ向う方などがよく利用されていますね」 駅のメインの建物が、備長炭の資料館“紀州備長炭発見館”なんですね。 駅長「ええ、この道の駅の目的が、紀州備長炭の匠の技を後世に伝えること、今は20名ほどに減ってしまった炭焼きさんの後継者を育てること、地域を活性化すること、その3つなんです。ですから何をおいても、まず“炭”。世界の炭を集めて、産地やその歴史などまで紹介しているのは、たぶん日本でここだけでしょう。炭の効用や応用についても幅広く紹介しています。最近の自然志向などで備長炭は脚光を浴びてますが、案外詳しいことはご存じないですよね。備長炭というのも、名前だけは知っているけれどそれ以上は・・・・という方も多い。いらっしゃった方は皆、発見と驚きの連続だと言ってくださいます。なぜ備長炭が最高と言われるのか、そのわけもこの駅にいらっしゃればわかりますよ」 訪れた方だけのお楽しみ、ということですね。 そう言えばこちらでは、炭づくりの行程も実際に拝見できるそうですが。 駅長「はい、ここにある製炭場には、実際に炭焼きに使っている炭窯もあり、見学もできます。窯での作業は2週間ほどかかるんですが、その行程のクライマックスにあたる“窯出し”(できた炭を窯から出す作業)も、タイミングがよければごらんになれるでしょう」 それは素敵ですね。炭焼きさんの邪魔にならないように、一度は見学してみたいものです。 駅長「備長炭の製造は、一人前になるまでに最低でも十年かかると言われていて、熟練者でも時には失敗することもあるという難しい世界なんです。その世界を一般の方にもぜひかいま見ていただこうと、去年は体験炭焼きも企画しました。合宿して、木を切り出すところから焼き上がりまで、すべて学ぶんですよ。またそんな機会をつくってみたいですね」 駅の中に本格的なバーベキュー施設がありますね。もしかするとここでも備長炭を? 駅長「バーベキュー施設は4月から10月末までご予約の上ご利用いただけます。使う木炭は、製炭場で焼かれた本物の備長炭です。焼き物に備長炭を使うなんて、まるで高級料亭みたいでしょう。(笑)。味わいも格別だと大変喜んでいただいてますよ」 さて、ここまで力を入れられている道の駅となると、特産品コーナーの品揃えも楽しみです。 駅長「炊飯器用・お風呂用の備長炭、木酢液、そして地元の人が持ち寄った梅干し、みかん、ゆず、新鮮な花や野菜などの生産物など色々並んでいます。また春・夏・冬にはお祭りも開いてるんですよ。特産品の直売はもちろん、露店やフリーマーケットも出て賑わいますので、ぜひ一度お越しください」 道の駅“紀州備長炭記念公園”では、豊かな自然いっぱいの秋津川に生きる水生生物を観察できるよう、駅の裏を流れる会津川の水を引いた“水辺の森”もあります。「ヤゴどころか、それが成虫になったトンボすら見たことがないという今の子供たちに、水の中で大人になるのを待つヤゴや空に舞うトンボの群れを見せてあげたい」・・・・そんな駅長さんの言葉に、この公園に込められた思いを見るような気がします。これからも周辺を含めて、秋津川の自然あふれる公園として整備されていくそう。皆さんもファミリーで訪れてみてはいかがでしょう。 |
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