熊野詣での旅に、魅力をそえる案内処

広大な熊野川、古道の歴史、木の国の味にふれる。
和歌山県東牟婁郡本宮町/奥熊野古道ほんぐう



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熊野桧でできた「貴賤笠」伝統の職人技は美しい
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「立木染め」はとにかく不思議&きれい!

本宮の味いろいろ。右手前がご存じ「目はりずし」。



中央のカウンターには売り物の床柱、1本35,000

茶がゆってどんな味?食べたことない!という人は「ほんまもん茶がゆ定食」800円。おっすすめ。



奥熊野ほんぐう駅長代行
堺 義和
平安の昔からの進行の地・熊野。京都を発し、今も伝わる「熊野古道」を経て、熊野三山(本宮、速玉、那智大社)を巡る旅は、時に「蟻の熊野詣」と呼ばれる程に賑わったとか。三山の一つ「熊野本宮大社」のある本宮町は熊野の山々と雄大な熊野川に抱かれた癒しの地。「奥熊野古道ほんぐう」はそんな熊野の味わいを魅せてくれます。

駅長 「本宮町は本宮大社と『湯の峰、川湯、渡瀬の三温泉』のある古くからの観光と信仰のまちです。そしてこの駅は熊野詣の紹介、古道めぐりの拠点として、平成11年春に開かれた「熊野体験博」に合わせてオープンしました。南から温泉、大社ときて、駅は本宮の北の玄関口になりました」 本宮大社のすぐ近くですね。

本宮大社のすぐ近くですね。

駅長 「国道168号を駅から2km程です。道をはさむ大社の向かいには日本一の大鳥居もご覧になれます。また新宮方面には瀞峡めぐり、北は十津川温泉と、観光資源が豊富な地域なんです。最近は道路もどんどん良くなってきていますよ」「また駅からも古道を経て、徒歩約2時間で大社へ向かえます。古道の中でもこの区間は石畳も残り、特に往時の風情が感じられるところなんです。案内の手作りマップもご用意していますので、お気軽におたずねください」

熊野詣の紹介とはどのように?

駅長 「ここでは平安時代の藤原定家による参拝日記『熊野御幸記』のレプリカを展示して、定家がここまでに99ある王子(分社)を20日間かけて、輿や馬、または徒歩でたどり着いた旅の行程を解説してます。ここでちょっと知識をふくらませてから参っていただけば、見るもの、感じるものが違ってくるでしょう」

屋内は立派な木づくりですね。やはり地元の木ですか?

駅長 「ええ、木にこだわって、熊野杉です。それに木版画の刷り体験も行っています。町が国際的に有名な中国の版画家・張遠帆先生とご縁があって、作品展示や生徒さんから版木のご提供もいただいています。もちろんこの木を使ってです」

食堂からの眺望も素敵ですね。

駅長 「広々とした熊野川を眺めながら、食事を楽しんでください。またここは昨年からのNHK連続テレビ小説『ほんまもん』の舞台でもあり、番組でも登場した昔からこの辺りで食べられている「茶がゆ」のセットや南紀の名物「目はりずし」をご用意しています。テラスもあり、お天気の日は親水公園と河原の広がりが気持ちいいですよ」

特産品の紹介としては?

駅長 「まずはお茶。ここはお茶の栽培に適した地なんです。他には柚商品や鮎みそ、梅干し、備長炭等ここならではのもの、南紀の特産をそろえています。また珍しいものでは『立木染め』ですね。地元の林業の方が長年研究を重ね、生きた木に何色もの顔料を吸わせて作られました。幾人もの著名人に愛用いただいてますよ」

駐車場にある長屋は何ですか?

駅長 「朝市の売場のことですね。毎週土日に野菜の他、お饅頭やサンマずし等も並びます」

「現在もっと地域色、郷土の味のある特産品やメニューを考えています。ぜひお寄りいただきたいです」 近頃ならやはり温泉目当てのドライブ旅行。「行き」ならちょっと古道勉強に、「帰り」ならロングドライブに向けて休憩に。ほっとする一時がここにあります。
ゆーたり熊野川。



上は張氏の作品展示。


刷り体験コーナー。

昔の人は大変だった〜。等とつくづく感心してしまい、気が付けば古道データ、インプット終了

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