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5..道路管理の効率化
◆特殊車両自動計測システム
道路法第47条第1項(車両制限令第3条)に規定の最高限度を超える車両は、道路管理者の許可を得て、許可条件のもとに運行しなければなりません。しかし、運送車両の大型化・重量化が進む中、許可違反や無許可による運行が増えつつあります。
そのため、国道43号の兵庫県尼崎市-神戸市灘区の区間に1997年11月から「特殊車両自動計測システム」を設置し、車両制限令での規定値を越えた車両の諸元(軸重・車重・車長・車幅・車高)と車両ナンバーを24時間計測。また、軸重を大幅に超過した車両には、表示装置で注意喚起を行っています。
2000年度には、各地点の計測データを 事務所へオンラインで伝送し、データベースを構築。計測データを分析し車両制限令での規定値を大幅に越えた車両データを累積して、所有者、使用者または運転者に対し行政指導することで、意識を啓蒙し違反車両の軽減を図り、道路の構造・沿道環境を保全し、交通の危険防止を図ることができます。
将来的には、許可申請データベースとの照合をし、許可車と無許可車を判別できるようシステムの高度化を図り、また、取り締まり基地を新設し、 取り締まりと啓蒙の強化によって、より効果的な活用を進める予定です。
本線システムのイメージ図
国道43号に設置された本線システム
◆雪害対策支援凍結予測システム
国道25号(名阪国道)は奈良県の山岳部を通過する自動車専用道路であるため、冬季には交通安全対策として 降雪や凍結による通行規制・通行止めなど迅速な措置が求められています。
この状況への対処は気象情報の収集が必要なことから、名阪国道に7カ所の観測所を設置し、リアルタイムの情報収集に努めています。また、凍結の危険性がもっとも高い福住〜一本松間の約2kmの区間では縦断方向に気温・路温を観測する光ファイバーセンサー(光温度レーダー)を設置しました。
こうした気象観測装置と奈良気象台の観測データを基に、安全な走行環境の確保や管理業務の効率化を目的に、2000年2月「雪害対策支援凍結予測システム」の機器を整備。これによって、路面凍結時期の予測や雪害対策体制づくりを行うとともに、今後のソフト化を進めてシステムの構築を図っていく予定です。
●CCTVカメラ、道路法面監視システム、越波監視システムなどの情報処理技術を駆使して道路状況をリアルタイムで 遠隔監視し、 迅速、適格な道路管理により道路利用者に対して安全で利用しやすい道路サービスを提供します。
整備事例
| 道路法面監視システム |
一般国道25号 奈良県奈良市
一般国道28号 兵庫県津名町
一般国道42号 和歌山県すさみ街、他 |
| 越波監視システム |
一般国道42号 和歌山県古座町 |
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▼越波監視システムのイメージ図
▼道路法面監視システムのイメージ図
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高度道路交通システム(ITS)
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