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和歌山県立向陽高校
 10年及んだ紀の川大堰本体工事が完成し、いよいよ平成15年春より暫定運用が開始されることになりました。この機会にと、11月22日(金)午後1時より和歌山県立向陽高校環境学科の2年生が見学会が行われました。
 普段の教室での学習だけでは得られない、実際に現場の仕事に関わる人からの話や、自分の目で見て、経験して確かめる事が大切だからと、環境学科2年生は春、秋の年2回、社会見学会を行っているそうです。

●まず、管理棟のホールでスライドを見ながら紀の川と紀の川大堰についての講義が行われます。
<講義内容>
1.紀の川の概要
紀の川水系の河川概要、紀の川流域の特徴、紀の川流域の地形、わが国と諸外国の河川勾配の比較、降雨特性
2.川になるまで
降った雨が河川に流れ込むまでの仕組みや、用語の説明など
3.紀の川の歴史
紀の川の下流部の変遷、紀の川を通じた人々のくらし、過去の流水の歴史、治水の歴史
4.紀の川大堰の役割
洪水の防止や、飲み水の確保などの目的や大堰の仕組みについて、また、川を上る魚の為の魚道について
5.紀の川大堰における環境保全対策
大堰の運用により影響を受けるタイワンヒライソモドキなどの汽水域にすむ貴重な生物の保全移植の取り組みなどを紹介


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大堰での説明


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聞いている様子


<実地見学>
1.魚道
魚によって川の流れ方や深さの好み等が違うので、様々な魚種に対応するために3種類の魚道が作られています。
  • 階段式魚道。水が少ない季節でも水がなくならないよう底の板を動かして水を流すしくみになっています。
    主にアユなどの魚類を対象につくられています。
  • デニール付バーチカルスロット式魚道。仕切や壁で流れを調節。早い流れに住む魚や深いところが好きな魚を対象につくられています。
  • 人工河川式魚道。浅くて穏やかな流れで、魚以外にもエビやカニがなどもゆっくり川をのぼることができます。
  • 階段式魚道では魚が通る様子を魚道観察室から観察できるようになります。
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魚道を覗く

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魚道を覗く
2.制水ゲート

水をせき止める為のゲート。洪水の時はこのゲートを上げて水を流します。

3.機械室
制水ゲートはモーターで巻き上げる「ローラーゲート方式」と呼ばれています。ゲートを上げるのに約44分間かかります。 写真
機械室の様子
4.タイワンヒライソモドキの移植地

移植されたヨシなどの植物、わき水風に作られた地下水の流れなど、見たところ、人工的に造成されたとは思えない干潟に案内される。石をひっくり返すと、そこかしこからタイワンヒライソモドキなどのカニが見つかり、あちこちで生徒達の歓声が・・。さっき、教えられた知識を体験する高校生達は子どものように楽しそう。

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干潟で説明を聞く
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干潟でカニを探す
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見つけたタイワンヒライソモドキ

 この見学後に学生たちがレポートを書き、他の施設を見学しているクラスと一緒に、「日本のダムの将来について」のディベートを行う予定でした。
 
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