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 我が国は、世界でも有数の多雨地帯・アジアモンスーン地帯に位置し、年間平均降水量は約1,710mmで世界平均降水量約970mmの約2倍と恵まれています。しかし、狭い国土に人口が多く、一人当たりの降水量は、世界平均の1/4程度であり、決して豊富とは言えません。また、日本の降雨は梅雨期と台風期の短期間に集中しているため、河川の流況は不安定となり、水の利用可能量は低いものとなっています。

■世界各国の降水量
世界各国の降水量
 我が国の大都市のダム貯水量を世界の主要都市と比較すると、首都圏の一人当たりの貯水量は、ニューヨークの1/10しかないなど非常に少ない状況となっています。


■都市の人口と年間降水量
都市の人口と年間降水量
 東京都が水源としている利根川の渇水は3年に1回起きていますが、海外の他の都市では10年に1回程度の割合であり、早急に水資源開発事業を進める必要があります。欧米都市では、既往最大渇水や1/50の利水安全度を計画目標としていますが、日本は1/10と低く、今後、渇水対策ダム等の異常渇水対策事業を推進する必要があります。



■各国主要都市のダム貯水量(人口1人当り)
各国主要都市のダム貯水量(人口1人当り)


Q: 水需要がないのにダムを造っているのではないですか?
A: 近い将来人口の減少傾向に伴い、水需要が減少すると思われがちですが、実際には生活環境の変化(核家族化、水洗化など)により1人当たりの水使用量は増加しており、水需要は増加傾向にあります。しかも、近年の少雨傾向により、渇水が毎年のように発生しています。今後もこの傾向が続けば、水需要は増大し、その安全性も重要になってくると思われます。

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