「淡路地区」と「神戸地区」 淡路地区は、国際的な交流の場としての環境、リゾート環境の中で、新たな園遊空間の創出を図ることを基本とし、明石海峡大橋を都市の日常から抜け出すゲートウェイとして、淡路島体験へと誘う拠点となる公園を目指しています。 神戸地区では、大都市部に近接しているにもかかわらず、農業空間として維持されてきた豊かな里地里山が大規模な範囲で残されており、この土地の歴史・文化を含めた自然環境を保全し、自然との共生を中心とした伝統的な自然観を継承することによって、いのちのにぎわい豊かな「里地里山文化公園」を目指しています。
淡路地区は隣接施設と連携を図りながら整備を進めており、平成12年3月から同9月までの期間には国際園芸・造園博「ジャパンフローラ2000」が開催されました。 平成14年3月21日に文化交流ゾーンおよび海岸ゾーンの各一部30.1haを開園し、順次整備を進め、平成29年4月現在は計画面積の約42%となる40.4haを開園し、海の景色や四季折々の花木、遊具、イベントなどの更なる充実を図りながら、未開園区域の計画づくりを進めています。
神戸地区は平成28年5月28日に棚田ゾーン、森のゾーン、水と緑のゾーンの各一部41.3haを開園し、平成29年7月現在は計画面積の約18%となる43.0haを開園しており、花の見どころ整備等で更なる景観向上を図るとともに、次期整備区域の森のゾーンの計画づくりを進めています。