琵琶湖の水管理
レーダーによる降雨予測


雨を観測する“深山レーダー”
近畿一円の雨域の移動状況などは、深山と御在所および城ケ森山の3か所のレーダによって観測されています。これによって、短時間先の降雨を河川流域やダム流域に応じて予測することができます。
水質の管理

水質調査船“湖水守(コスモ)”
国土交通省と水資源開発公団では、琵琶湖に10か所の自動水質監視装置を設置し、常時水質を観測しています。また、水質調査船「湖水守(コスモ)」が水質や湖象観測に活躍しています。
琵琶湖の総合自動観測

雄琴沖総合自動観測所
南湖の雄琴沖と北湖の安曇川沖には、総合自動観測所が設置され、水位、波高、水質および風向風速、気温、露点などの各種観測を行っています。観測データはテレメータシステムによって、刻々と送られてきます。
バイパス水路の設置

琵琶湖の水位が低下しても、所定の放流量が正確にコントロールできるよう、瀬田川洗堰の横に新たにバイパス水路が設置されました。なおバイパス水路では、小水量低落差の発電設備が設置され、水力発電を行っています。