琵琶湖流域の降水量や周辺河川からの流入量などの変動パターンを、過去のさまざまなデータから分析してまとめたものが「琵琶湖水文暦」。むかしから用いられている二十四節気や季節の特徴的な出来事を分かりやすく示しています。これによって、季節ごとの水事情 を把握し、洪水や渇水の時期を事前に予測することが可能となります。瀬田川洗堰の操作にあたっては、水文暦は大いに役立っています

水 文 暦 24節気等
月 日 名 称 内 容
    5/2 (八十八夜) 春最高潮
初夏小渇水期   5/6 立夏 これから夏に向かう
  5/21 小満 麦の取り入れも終わり食料の心配もない
  6/5 芒種 田植の時期
梅雨期 6/11 (入梅)  
  6/21 夏至 昼間最長日
  7/2 (半夏生)  
  7/7 小暑 少し暑さを感じる時期
  7/19 (土用)  
夏季早天期   7/23 大暑 大変暑く感じる時期
  8/7 立秋 最も暑さの厳しい時期
  8/12   水温躍層最盛期
  8/23 処暑 暑さも遠のきしのぎやすくなる
秋雨台風期 9/1   二百十日
9/7 白露 草花の葉に清らかな露のたまるころ
9/10   二百二十日
9/13   明治29年琵琶湖大洪水
9/20 (彼岸)  
  9/23 秋分 秋の中心日
  10/8 寒露 手足に触れる草露が冷たく感じる
秋冬渇水期   10/23 霜降 霜が白くおりるころ
  11/7 立冬 秋最高潮となりこれから冬に向かう
  11/22 小雪 少し雪が降るころ
  12/4   昭和14年大渇水
  12/7 大雪 雪の降る量が多くなる
  12/22 冬至 昼間最短日
  降雪期 1/6 小寒 少し寒さを感じるころ
  1/21 大寒 大変寒くなってくる
  2/4 (節分)  
  2/5 立春 冬の最高点 最も寒くなりこれから春に向かう
  2/19 雨水 今までの雪が雨に変わる
春季安定期 3/5 啓蟄 虫、動物が冬ごもりを終り活動を始める
3/17 (彼岸)  
  3/20 春分 春の中心日
  4/5 清明 戸外の日光も春めいてくる
  4/20 穀雨 穀物(麦)を育てる雨が降る

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