洗堰・水位管理に関するお問い合わせと回答

項目内容
問い合わせ日平成19年6月29日
住所(府県)滋賀県
タイトル琵琶湖河川事務所の暴挙に抗議する
問い合わせ内容

私は、今朝の京都新聞を見ましたが、そのなかに、瀬田川の洗堰を強引に開けたことにより、琵琶湖に住む、コイやフナの卵が全滅したという記事を見ました。私達は、これらの魚を厳重に保護しなければなりません。にもかかわらず、琵琶湖河川事務所が水害の防止を理由に、瀬田川の洗堰を強引に開けてしまったので、このような琵琶湖河川事務所の暴挙には、正直言って、怒りすら覚えます。もし、琵琶湖の水位が急に上がったことに対して、心配するのならば、瀬田川の洗堰はそのままにして、水不足で困っている、四国地方の人々に、少しずつ、水を分けてあげればよろしいじゃないですか。

問い合わせ日平成19年6月30日
タイトル事務所の暴挙に抗議する
問い合わせ内容

先日の琵琶湖河川事務所が行った、水害対策と称した、南郷の洗堰の開放には納得が出来ません。

水害はめったなことでは起きないのに、コイやフナの気持ちも考えないで、強引に洗堰を開けるなんて、いくらなんでも、乱暴ではありませんか。このような暴挙はやめてください。

回答日平成19年7月12日
回答

琵琶湖河川事務所です。回答が大変遅くなり申し訳ありません。

お問い合わせにつきまして、回答させていただきます。

現在の瀬田川洗堰の水位操作は、平成4年4月に定められた操作規則に基づき実施しております。

具体的には非洪水期には基準水位+0.3mを維持し、洪水期には琵琶湖の水位をあらかじめ基準水位-0.2m及び-0.3mといった制限水位まで下げておくことで洪水時の最高水位を下げることにより、琵琶湖沿岸の浸水被害を軽減するようにしています。

また、基準水位-1.5mまでを利用して下流淀川で必要とされる水道用水、工業用水、農業用水、河川維持流量の補給を行います。

こうした瀬田川洗堰の操作は、琵琶湖の水位や日々の気象状況、今後の降雨見込み、琵琶湖淀川水系のダムの状況を把握した上で日々行っています。

このような取り組みについて、当事務所隣の「アクア琵琶」にて様々な展示をしておりますので、機会がありましたら是非一度ご覧頂ければと思います。