洗堰・水位管理に関するお問い合わせと回答

項目内容
問い合わせ日平成20年10月1日
住所(府県)愛知県
タイトルいつまで150t放流を続けるのですか?
問い合わせ内容そんなに減らす必要があるのでしょうか?もうすぐ湖産鮎の産卵時期だと思うのですが。
回答日平成20年10月9日
回答

琵琶湖河川事務所です。回答が遅くなり申し訳ありません。

ご連絡いただいた時点から状況も変わっていますが、お答えさせていただきます。

琵琶湖の水位管理は、平成4年3月に制定された瀬田川洗堰操作規則に基づき実施しています。具体的には、梅雨や台風期の洪水期には水位をあらかじめ-0.2m(6月16日から8月31日まで)及び-0.3m(9月1日から10月15日まで)といった制限水位まで下げておくことで、琵琶湖周辺の浸水被害を軽減することとしています。

瀬田川洗堰の操作は、琵琶湖の水位や日々の気象状況、今後の降雨見込み、琵琶湖淀川水系のダムの状況、下流での必要量を把握した上で日々行っています。

ご連絡のあった10月1日6時の琵琶湖水位は-0.3m、琵琶湖への流入量は270m³/s程度となっていました。

流入量が放流量を上回っており、水位の上昇を抑制するため、前日と同じ150m³/sの放流を行っていたものです。

なお、10月2日には流入量が少なくなったことから放流量を減量しました。

今後ともよろしくお願いします。