洗堰・水位管理に関するお問い合わせと回答

項目 内容
問い合わせ日 令和05年11月6日
住所(府県) 滋賀県
タイトル 瀬田川(琵琶湖)の水位調整について
問い合わせ内容 琵琶湖が減水しているのに、放水量を増やされているのは何故か
回答日 令和05年11月7日
回答

この度は、お問合せいただきありがとうございます。           
琵琶湖の水位は、洪水期(6月16日〜10月15日)については制限水位であるマイナス20センチメートル(6月16日〜8月31日)およびマイナス30センチメートル(9月1日〜10月15日)を基準に、洪水期以外の期間(10月16日〜翌年6月15日)は常時満水位であるプラス30センチメートルを超えないように、降雨の状況や上流・下流域の状況及び当面の降雨予測等も考慮しながら、適切に琵琶湖の水位管理を日々実施しているところです。 今年度は、8月末以降、日20oを越えるようなまとまった降雨がなく、琵琶湖より下流の京阪神地域で利用される水道用水や工業用水などを補給するために必要最低限の水量を洗堰から放流しておりましたが、9月下旬ごろからマイナス30センチメートルより下がり続け、11月7日6時時点でマイナス57センチメートルまで下がった次第です。 また、琵琶湖流域だけでなく淀川水系全体でも降雨が少なく河川の流量も少なくなっており、少なくなった河川流量を補うために洗堰放流を行っています。 引き続き、今後の降雨に注視し、琵琶湖水位を適切に管理していきたいと考えています。 以上、ご理解の程よろしくお願いいたします。