事業・工事に関するお問い合わせと回答

項目内容
問い合わせ日平成19年5月28日
住所(府県)滋賀県
タイトル京阪石山寺近くの河川の危険性に関して意見
問い合わせ内容

石山寺近辺の住民でございます。

近くにお住みになる方々の心配事(多くの方が感じています)をお伝えします。近日、改修されました、大津放水路の瀬田川最終出口ですが大変危険です。詳しい場所は、瀬田川口の橋げた〜約30〜50mの範囲。一応、木の低いさくはしてありますが…

ふつうでしたら、あれくらいの危険性が予測できる場所なら、金網、など、対策があるはずです。もし、子供が遊んでいて、木のさくを乗り越え、放水路に落ちた場合、捕まる何かが全くなく、助かる見込みはありません。

誰が考えても、危険性を察知できる状況です。何らかの対策をお願いします。

誰かがお伝えしないと、意見が届かないと思い、メールしました。

回答日平成19年5月30日
回答

琵琶湖河川事務所です。

いただいていた質問に回答いたします。

大津放水路開削水路部に設置している安全柵は、通常の橋に設置している歩行者用安全柵と同様に、転落防止を目的としています。(立ち入り防止柵ではありません。)

(社)日本道路協会が発行している『防護柵の設置基準・同解説』によると、「歩行者の転落防止を目的として設置する柵の路面から柵面の上端までの高さは1.1mを標準とする」 となっており、同基準に従い、柵高1.1mの安全柵を設置しています。

“落ちた時に捕まる場所”ですが、「転落防止柵」で謝って転落することを防止していますので、水路内に人が入る事を想定していません。従って“捕まる場所”は設置しておりません。

なお、大津放水路開削水路部については、地元代表者・地元観光協会や有識者等を交えた景観についての懇談会を開催し、その中で議論を行い形状を決定しました。安全柵の形状についても同様に、懇談会の中で議論を行い形状を決めておリます。ご理解の程、よろしくお願いします。