国土交通省では、独自の無線通信網を日本全国にはりめぐらせています。この無線通信網は一般業務に使われているだけでなく、台風、地震、洪水等の災害時にもたいへん信頼性が高く有効な通信網となっています。先の阪神淡路大震災においても通信が途絶えることなく、貴重な通信手段として活躍しました。 また、マルチメディア時代を迎えて、国土交通省では国道や河川管理用道路などに光ファイバーを敷設し、全国を網羅する光ファイバーネットワークづくりに取り組んでおり、琵琶湖河川事務所管内においても光ファイバーの敷設が進められています。 この光ファイバーネットワークは、大容量高速伝送に対応できるため河川管理上必要な情報や防災情報、現地映像等のリアルタイム伝送が可能となり、河川管理の強化が期待されます。 このように、災害時に強い無線通信網、大容量高速伝送の光ファイバーネットワークにより、信頼性の高い高度な河川管理を目指しています。