琵琶湖及び周辺河川環境に関する専門家グループ制度  第4回姉川・高時川河川環境ワーキンググループ会議

議事のまとめと今後の方針

1.議事次第

議事次第

  1. 開会
  2. 挨拶
  3. 議事
    1. 第3回姉川・高時川河川環境WG会議 議事のまとめ
    2. 本WGの検討の流れと今回の説明内容
    3. 第1〜3回WGの審議内容のまとめ
    4. 河川の現況に関する調査結果
    5. 姉川・高時川の河川環境のあるべき姿
  4. 閉会

日時 平成16年11月5日(金)18:00〜20:30
場所 京都府立総合社会福祉会館 3階大会議室

2.出席者

所属・分類 出席者氏名(順不同敬称略)
専門家グループ: 江頭教授、池上教授、熊谷総括研究員、竹門助教授、鳥塚組合長(欠席:寶委員、前畑総括学芸員、渡邉教授)
琵琶湖河川事務所: 酒井、佐久間
水資源機構関西支社丹生ダム建設所: 原、木戸、山本
事務局: 河川環境管理財団

3.使用資料

資料‐1 第1回姉川・高時川河川環境WG会議 議事のまとめと今後の方針 (PDF 48KB)
資料‐2 姉川・高時川の河川環境保全・再生に向けての検討の流れ(第3回資料-3改訂版) (PDF 16KB)
資料‐3 高時川及び周辺環境の現況に関する調査検討の概要 (PDF 2.4MB)
資料‐4 第1〜3回WGの審議内容及び課題・対応 (PDF 52KB)
資料‐5 高時川・姉川中下流域の水生生物調査 (PDF 776KB)
資料‐6 前回WGまでの内容の補足・回答 (PDF 296KB)
資料‐7 高時川低地部の水収支 7-1 (PDF 2.6MB) | 7-2 (PDF 104KMB)
資料‐8 高時川に必要な河川流量の検討 (PDF 3.8MB)
資料‐9 「河川環境のあるべき姿」とは (PDF 268KB)

4.議事のまとめ

項目

1. 第3回姉川・高時川河川環境WG会議 議事のまとめ

意見のまとめ (特になし)
今後の方針、等 修正、追加等があれば後ほど事務局へ連絡する。
項目

2. 本WGの検討の流れと今回の説明内容

意見のまとめ (特になし)
今後の方針、等 (特になし)
項目 3. 第1〜3回WGの審議内容のまとめ
意見のまとめ
  • 過去の河畔植生について、1980年頃に琵琶湖研究所がアトラスを作成しており、植生データは参考になる。
  • 治水上・利水上の問題は別の委員会で検討されるのであれば、その結果はこちらのWGに適宜紹介して欲しい。
  • 「丹生ダムのあり方」自体がダムの規模や運用方法でまだ検討の幅があると思う。従って高時川のあるべき姿も、もう少し幅を持たせた見方が必要である。環境軸を中心とする貯留施設のあり方を議論することが良いと考える。
  • 水質について。滞留時間とプランクトン生産の関係から、集水域の面積を貯留水に対して小さくすること、つまり本川を堰き止めるより、多くのため池をその集水域の中に作る方が水質の管理として重要であり、今後このような発想が必要である。
今後の方針、等 上記の意見、指摘事項を参考に資料の整理、調査検討を行う。
項目 4. 河川の現況に関する調査結果
意見のまとめ
  • 曝気装置の耐用年数、曝気の敷高、等の諸元も資料として提示する。
  • 資料に挙げられている姉川・高時川の確認魚種は全てではない。種によって捕獲法、捕獲時期が限定され、工夫が必要である。
  • 瀬切れの一つの見方として、瀬切れを起こしやすい川であり続けた場合、かえって瀬切れの環境に適応した生物がいる可能性もある。瀬切れがある箇所に特徴的に出現する種という見方でまとめる必要もある。特に底生生物。
今後の方針、等 上記の意見、指摘事項を参考に資料の整理、調査検討を行う。
項目 5. 姉川・高時川の河川環境のあるべき姿
意見のまとめ (高時川に必要な河川流量の検討について)
  • 河川流量の検討について、魚類のための水理条件は全国値で推定するのは良いが、本当に良いのかを確かめるプロセスはいずれどこかで必要である。
  • 魚類が必要とする生息場所の空間的な条件(流速、水深だけではなく周辺環境も含める)は景観的に写真等で検討することでも、評価できる可能性はある。
  • 〔高時川低地の水収支の概念図〕は見やすく改良する。
(河川環境のあるべき姿について)
  • 資料には河川環境の持つ機能がまだ盛り込め切れていない。土砂の「通り道」や栄養塩の「変換の場」といった「物質循環の場」としての機能をもう少し分かりやすく盛り込む必要がある。
  • 農業用水の多面的な機能として、農業用水の「文化景観」が非常に大事である。大根を軒先にかけるような地域の写真を示すと分かりやすいと思う。
  • 本当にこれからも水は安定供給されるのか、ということについて、いずれ議論されないといけない。
  • 横断構造物の影響が視点として必要である。疎通性の改善を考える必要がある。
今後の方針、等 上記の意見、指摘事項を参考に資料の整理、調査検討を行う。
項目 6. その他
意見のまとめ

(特になし)

今後の方針、等 次回の開催は事務局が日程調整を行う。

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