琵琶湖及び周辺河川環境に関する専門家グループ制度

2. 琵琶湖及び周辺河川環境に関する専門家グループ制度 設立趣意書

 平成9年河川法の改正により、治水・利水に加えて河川環境の整備と保全が目的となり、さらに河川整備計画の策定に際し、必要により学識経験者の意見を聴くとともに住民の意見を反映させることが定められました。

 これを受けて平成13年2月に淀川水系流域委員会が設置され、2年10ヶ月間余りの審議を経て、「淀川水系河川整備計画基礎原案」についての意見書が発表されたところです。

図 琵琶湖及び周辺河川環境に関する専門家グループのイメージ 本地域においては、生態系に配慮した琵琶湖の水位管理のあり方、流域から琵琶湖までの連続性回復、土砂動態及び水環境等の重要な課題があります。

 本制度は、河川管理者が「淀川水系河川整備計画」に係わる調査及び事業を実施・検討する際等に、学識経験者から指導・助言を受けるためのものです。

 また、河川環境の整備と保全について幅広く人材を集めるために、生態学・水理学・水環境学・農学・社会学の学識者によるアドバイザー会議を設置し、専門家グループメンバー構成のための提案、助言を受けるとともに、会議の公開や関係資料及び結果の公表を行う事を原則とします。

[ 戻る ]