瀬田川における護岸背面等の緊急空洞化について (第3報)

 

       〜緊急調査結果と立入禁止を一部解除します〜




専門家による現地調査および緊急空洞化調査の結果に基づき、下記のとおり、
立入禁止措置の一部を平成19年2月9日(金)より解除しますのでお知らせします。

瀬田川における護岸背面等の空洞化について(第1報)の平面図
瀬田川における護岸背面等の空洞化について(タイプ)
○専門家による現地調査について
  2月5日に専 門 家( 国土技術政策総合研究所 菊森 主任研究官)により現地調査を行った結果
    ・空洞は長年にわたって、堤防材料が吸い出されており、ただちに危険な状態でない。
    ・空洞化の恐れがある箇所の穴は排水路の周辺に密集しているために、掘り返して調査し、
      空洞があれば、適切な対策をおこなう。
    ・空洞が発見された箇所と同様な護岸の区間は詳細調査をおこなう。
  などについて、見解を得ました。
○緊急空洞化調査の結果について
  立入禁止措置を行った9,900mの全区間において、緊急調査を実施しました。
  実施した調査の方法:
    ・目視により表面の異状を調査しました。
    ・ハンマーにより護岸等の構造物を叩き、打音による空洞の調査をしました。
    ・高水敷きをポールで突き刺して土の緩みを調査しました。
■調査の結果、新たに発見した空洞の恐れがある箇所
 
大津市唐橋町 (右岸74.4k付近)
大津市唐橋町 (右岸74.4k付近)
  ・高水敷きの排水路周辺に穴がある。
大津市瀬田三丁目 (左岸73.4k付近)
 ・高水敷きの張りコンクリート部分に空洞音がする。
大津市稲津一丁目 (左岸71.4k付近)
  ・散策路に降りる階段に空隙がみられる。
大津市平津一丁目 (右岸70.8k付近)
 ・護岸に沈下がみられる。