近畿地方整備局 災害写真ライブラリー

2018年(平成30年)7月豪雨

災害の概要

【全国】
○気象庁発表資料によると、「平成30年7月豪雨」の総降水量では、西日本の広い範囲で大雨となり、四国地方で1800ミリ、東海地方で1200ミリを超えるところがあるなど、7月の月降水量平年値の2~4倍となる大雨を観測。

○今回の豪雨は、これまでの梅雨前線や台風による大雨事例と比べて、西日本から東海地方を中心に広い範囲で、特に、 「2(48時間)~3日間(72時間)」の記録的な降水量が観測されたことが大きな特徴。

【近畿管内】
○4日昼から8日にかけて、東日本から西日本に停滞している梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨前線の活動が活発となり、近畿全域で猛烈な雨が断続的に降り、降り始めからの雨量は多いところで近畿中部で約540ミリ、近畿北部で約480ミリを超えることとなった。

○近畿北部や大阪湾周辺において、線状降水帯の発生により、発達した雨雲が停滞を繰り返したため、長時間にわたり大雨が続いた。