神田(じんでん)の水
(美山町島) |
町おこし
「美山の水」の水源 |
「美山の水」として売り出されている、名水の源水で道路脇の岩の間から湧き出ています。神への奉納米をつくる神田に引かれていたために名付けられたという説があります。 |
御手洗(みたらし)の水
(和知町下粟野) |
田の中にこんこんと
湧く清めの水 |
田んぼの中に湧いています。年中枯れることも濁ることもなく、現在も神事に使用されています。 |
イボ水宮(さん)の水
(和知町本庄) |
イボのとれる霊水 |
イボ水さんと呼ばれ親しまれています。毎日イボにつけるとイボが取れるといわれ、ご利益を求め遠く関東からも訪れる人がいます。 |
導観の湧き水
(丹波町須知) |
スギの大木の根元に湧く |
導観稲荷神社のスギの大木の根元から清水が湧き出しています。このスギを「源水の大スギ」と呼んでいます。 |
若宮清水井(綾部市田町) |
藩主も茶の湯に重宝 |
綾部市市街地最古の水源地で、江戸期には藩主が維持費を出して保護したいわれています。茶の湯に適し、祭礼にも利用されています。 |
足利尊氏公産湯の井
(綾部市安国寺町) |
安国寺の参道のかたわら |
安国寺は足利家にゆかりの深い寺です。尊氏の母・清子が尊氏を出産した時、この井戸の水を産湯として使ったと伝えられています。 |
轟水(とどろきみず)
(三和町菟原下) |
大モミの根本から湧く
300年の名水 |
鹿倉山山頂近くにある樹齢400年といわれるモミの巨木の根元から湧き出ています。地下深くから地鳴りのような音が聞こえることから、この名がつけられました。現在も地元の貴重な生活用水として使われています。 |
養老水
(福知山市長田段) |
長田野の地下水を集める
藩主の飲用水 |
福知山藩主朽木綱貞が命名し、茶の湯として利用されていました。京街道の脇にあり、旅人の憩いの場でもありました。現在は養老水公園として整備されています。 |
豊磐(とよいわ)の井
(福知山市内記) |
海面よりも深い、
日本最深の城内井戸 |
福知山城内にある井戸で深さ50m、水深37mあります。城の井戸としては日本一の深さで、井戸の底は日本海の海面下まで達していることになります。 |
湯あみ池(福知山市今安) |
小野小町のかさぶた
を治した |
顔や手にひどいかさぶたのある女が、この池の湯を浴び薬師如来に祈ったところ、かさぶたが取れて美しい女性に戻ったという伝説があります。その女は小野小町と伝えられています。 |
万亀の水(福知山市天座) |
まろやかな長寿の水 |
長寿の水として地元で名高い湧き水です。昔、そばを流れる雲原川に多くの亀がいたことから、その一帯は万亀と呼ばれ、名水の呼称となっています。 |
テンヤの水(福知山市雲原) |
トコロテンにちなむ、
不涸の清水 |
昭和30年代頃まで、この水で冷やしたトコロテンを名物にする宿があったことから「テンヤの水」と呼ばれています。 |
真名井ヶ池(大江町仏性寺) |
天女伝説の池 |
昔々、この池で水浴びをしていた7人の天女の内の一人を老翁が捕まえ我が子とし、天女がこの池の水で造った酒は、万病に効いたといわれています。 |
不動明王尊の水
(大江町南有路) |
イボのとれる神水 |
不動明王尊のそばの池の水。この水を一日数回イボにつけると、イボが取れるという言い伝えがあり、取れた時はドジョウを池に供えてお礼参りするとよいといわれています。 |
長命水(綾部市本宮町) |
玉砂利の上に澄む
不屈の名水 |
不老長寿の効能があるとして名づけられています。飲んでいた村人たちに長寿の人が多かったと伝えられ、今も茶の湯や酒水に利用されています。 |
弘法清水(福知山市牧) |
老女の親切に
弘法さんが応えた |
弘法大師であったとも伝えられる旅の僧が、老婆の心優しいもてなしに心を打たれ、日照りで枯れていた清水池に水を湧き出させたという伝説が伝わっています。 |
滝の不動さん
(大江町高津江) |
できものに効く滝の水 |
高さ5mほどの滝で、そばに小さな社があります。由良川の舟運が盛んな頃は遠く越前や出雲からも参拝者が訪れたと伝えられます。 |
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