大原神社(美山町) 三和町大原神社の本社という
美山町樫原にあり、祭神は五穀豊穣の神、井弉冉尊(いざなぎのみこと)。孝徳天皇の時代(7世紀中頃)に建てられたとされ、丹波六社の一つと称しています。
壱鞍神社(綾部市) 上林川の河床に磐座があった
綾部市十倉にある神社。応永元年、上林川筋に光が現れて、十倉山の麓で止まりました。上林川のなかの鞍石と呼ばれる石の上に神像が座っており、これを現在地に移したのが壱鞍神社であるといわれています。
若宮神社(綾部市) 大サケ退治の伝説をもつ杵ノ宮
綾部市上野町にある神社。昔、この神社の近くにあった池に大鮭がいて、人々を苦しめていました。そこで魚の行商人が杵で打ってサケを退治し、その杵を祀ったことから杵ノ宮ができたといわれています。
御手槻神社(綾部市) 和船の競争で祭りを終える
綾部市位田町岩井にある神社。御手槻神は、日月の神とされ、近世には満月大明神と呼ばれていました。毎年10月には、由良川に和船で競争する神事が行われています。
大原神社(三和町) 金色のサケが鎮座した
三和町大原にあり、祭神は井弉冉尊(いざなぎのみこと)、天照大日霊貴命(あまてらすおおひるめむちのみこと)、月読命(つきよみのみこと)。大原神社は、土師川の支流、川合川右岸にあり、安産、養蚕、五穀豊穣の神として厚く信仰されています。境内には、本殿や茅葺屋根の絵馬堂が配置されて歴史的風土が保持されています。
広谷神社(三和町) 川につかり収穫を風から
守る風祈祷を伝える
三和町大身、土師川の支流、大見川を背にした神社。祭神は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)。毎年10月の秋祭り前に行われる宵宮のヤンゴ踊りは、京都の無形民俗文化財に指定されています。また、台風がよく来る9月頃、稲が風の被害を受けないように祈願する風祈祷の行事が残っています。
浦島神社(福知山市) 乙姫の浦島伝説を伝える
川辺の神社
福知山盆地の中央部、福知山市戸田にある神社。境内に近くの沼の白岩から竜宮の乙姫と便りができたり、亀を見つけた時は腹に願い事を書いてこの沼に放したり、と浦島太郎に関係する伝説が残っています。
三木稲荷神社(福知山市) 光秀時代の堤防の
小祠に起源
福知山市京町にある神社。明智光秀の時代、住民が川の氾濫に苦しんでいるのを知り、堤防を築いてその上に稲荷の小祠を祀ったことに始まるとされています。
堤防神社(福知山市) 昭和59年建立の
堤防治水を願う
福知山市中ノ町の御霊神社境内にある神社。洪水から人々の身を守る堤防を感謝して、昭和59年に建立されました。また8月には、由良川河畔で「堤防まつり」が盛大に繰り広げられています。
大川神社(舞鶴市) サケを神の使いとする
舞鶴市大川にある神社。五穀をつかさどる食物の神といわれる保食神(うけもちのかみ)を主神としています。神社の起源は、五穀と養蚕の種をもつ神が金色のサケに乗り、現在の地に鎮座したいと申し出たことに始まるとされています。