治水事業タイトル

 

北川


嶺南の中心、小浜市を貫流する北川。流域の降水量は多く、台風による洪水被害が心配されます。
改修計画を立てて築堤、護岸等の促進を行い、流域の暮らしを守ります。

地図
もし、北川が氾濫したら
1.浸水想定区域図の説明
(1) この図は、北川水系北川・遠敷川の洪水予報区間について、水防法の規定により指定された浸水想定区域と、当該区域が浸水した場合に想定される水深その他を示したものです。
(2) この浸水想定区域図等は、指定時点の北川・遠敷川の河道の整備状況を勘案して、洪水防御に関する計画の基本となる降雨で、北川・遠敷川がはん濫した場合に想定される浸水の状況を、シミュレーションにより求めたものです。
(3) なお、このシミュレーションの実施に当たっては、支川、想定を越える降雨、高潮、内水によるはん濫等を考慮していませんので、この浸水想定区域に指定されていない区域においても浸水が発生する場合や、想定される水深が実際の浸水深と異なる場合があります。
2.基本事項等
(1) 作成主体
国土交通省近畿地方整備局福井工事事務所
(2) 指定年月日
平成14年8月30日
(3) 告示番号
北川・遠敷川:国土交通省近畿地方整備局告示第158号
(4) 指定の根拠法令
水防法(昭和24年法律第193号)第10条の4第1項
(5) 浸水想定区域の指定の対象
北川水系北川・遠敷川 運輸省建設省告示第1号(平成12年3月31日)
実施区間: 北川左岸 福井県遠敷郡上中町新道73号赤岩2番地先の瓜生大井根堰堤下流端から海まで
北川右岸 福井県遠敷郡上中町瓜生78号の2番地先の瓜生大井根堰堤下流端から海まで
遠敷川左岸 福井県小浜市遠敷112号鰐街道36番の1地先の国道27号遠敷橋から北川幹川合流点まで
遠敷川右岸 福井県小浜市国分47号馬場10番の1地先の国道27号遠敷橋から北川幹川合流点まで
(6) 指定の前提となる降雨
全川:320mm(高塚地点の上流域の1日間雨量)
(7) 小浜市、上中町
(8) その他計算条件等
1. この図は、北川・遠敷川の洪水予報区間で溢水・破堤した場合の浸水想定区域図を図示しています。このため、洪水予報区間以外の支川が溢水・破堤した場合の浸水状況は図示していません。
2. はん濫計算は対象区域を250m格子(計算メッシュという)に分割して、これを1単位として計算しています。また、計算メッシュの地盤高は縮尺1/2,500の地形図をもとに平均地盤高を算定したものを用いています。このため、微地形による影響が表せていない場合があります。
3. 浸水想定区域や等深線は、はん濫計算結果から計算メッシュ毎の想定浸水深を算定し、隣接する計算メッシュとの連続性や、縮尺1/2,500の地形図上の地形、連続盛土構造物(道路や鉄道の連続盛土など)を考慮して図化しています。
北川水系浸水想定区域図(総括版)
閲覧場所の案内

洪水被害の記録
1949年 7月28日
台風
(ヘスター)
総雨量は小浜で210mm、熊川で119mm。堤防及び道路の損壊、家屋の流失、全壊、浸水のほか、田畑の流水、冠水、橋の流失等大きな被害を被った。           
1953年 9月25日
台風13号
総雨量は小浜で510mm、熊川で360mm。堤防損壊193箇所、死者・行方不明70人、重・軽傷者252人、家屋全壊232戸、流失・半壊・損傷等約2,500戸、浸水家屋約4,500戸の未曾有の大災害を被った。
1954年 9月17日
台風14号
遠敷川、熊野川等で堤防決壊5箇所、橋梁流失6箇所、浸水家屋241戸、水田の流失3町、田畑の冠水176町。
1959年 8月13日
台風7号
小浜の2日雨量は372mm。基準地点高塚の最高水位7.63mを記録。
小浜土木管内の被害 : 堤防決壊1カ所、破損75カ所、橋流失2カ所、道路損壊59カ所、負傷者1人、家屋全壊1戸、浸水家屋906戸、田畑の冠水1,113町、流失30町。
1965年 9月16日
台風24号
2日雨量は小浜で325mm、熊川で426mm。基準地点高塚の最高水位7.33mを記録。
1982年 8月2日
台風10号
小浜の2日雨量は253mm。
1990年 9月20日
台風19号
小浜の2日雨量は240mm。
1998年 9月22日
台風10号
基準点高塚の最高水位7.29mを記録。
1999年 8月14日 低気圧 新道2日雨量367mm、基準点高塚の最高水位6.82mを記録。


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