1953年 9月23日〜26日 |
台風13号
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最大日雨量は大河内の234mmであり、総雨量が380mmにも達し、日野川左岸三朗丸地先で堤防が決壊する等し、九頭竜川流域においては、流失家屋100戸、家屋浸水13,163戸、田畑流失埋没・冠水5,414町歩の被害が生じた。 |
1959年 9月13日〜14日 |
台風15号
(伊勢湾台風)
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嶺北山間部で1時間に30〜50mmの豪雨、大谷で2時間雨量104mmを記録。中角で計画高水位を越す最高水位10.4mを記録した。日野川において多く破堤する。県下では田畑流失埋没・冠水4,879ha、流失家屋41棟、家屋浸水7,571棟の被害が生じた。 |
1961年 9月15日〜16日 |
第2室戸台風
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総雨量は小谷堂453mm、大谷556mm、大河内328mmで山間部において200mm〜400mm、平野部において100mm〜200mm、各河川は計画高水位を越え、伊勢湾台風のときと同程度の水位となる。各所で氾濫、堤防決壊が生じた。県下では田畑流失埋没・冠水4,305ha、家屋流失18棟、家屋浸水5,831棟の被害が生じた。 |
1965年 9月9日〜18日 |
台風23号
前 線
台風24号
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「40.9三大風水害」と名付けられた激災害。【台風23号】9〜10日の総雨量は、奥越山沿いで200mm程度、平野部で60〜100mm程度、福井で最大瞬間風速42.5メートルを記録。主として風による被害。【奥越豪雨】局地性豪雨で、西谷村本戸において、1時間雨量89mm、日雨量844mm、13〜15日の総雨量1,044mmを記録。各所で山崩れや真名川、九頭竜川に決壊が生じ、大野市、勝山市、西谷、和泉村など奥越地方は壊滅的な被害をうけた。県下では家屋流失198棟、家屋浸水2,638棟、耕地2,136haの被害が生じた。【台風24号】奥越豪雨禍から一夜明けた16日から雨が降り出し、2日間に奥越地方で200mm
程度、特に日野川上流域で豪雨(今庄271mm)となり、各地で河川が氾濫。県下では家屋の流失21棟、浸水家屋12,445棟、耕地8,184haの被害が生じた。 |
1981年 7月2日〜3日 |
梅雨前線
雷雨
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1日の降り始めから3日の9時まで日野川筋で平均109mm、足羽川筋で168mm、九頭竜川筋で230mm降雨を記録した。また、福井市で3日2〜4時の2時間に63.5mmの降雨を記録し、低地では浸水被害が生じた。九頭竜川の中角水位は最高9.04m、日野川深谷水位は最高6.96mを記録した。県下では家屋浸水2,766棟、田畑冠水1,875haの被害発生。 |
2004年 7月17日〜18日 |
梅雨前線 |
18日の0時過ぎから所々で激しい雨を観測し始め、特に18日の明け方から昼間にかけて嶺北北部を中心に1時間に80mm以上の猛烈な雨を観測した。降り始めからの総降水量は嶺北北部の美山町の上字坂観測所で231mm、大宮観測所で184mmとなった。出水により九頭竜本川では三国地点/高屋地点でそれぞれ警戒水位を上回った。また、支川日野川では深谷地点/久喜津地点/三尾野地点でそれぞれ警戒水位を上回った。九頭竜川流域では日野川支川足羽川で堤防が破堤(18日13時45分頃)し、福井市街地に甚大な被害を発生させた。 |