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ダムってなに?

海の水が蒸発して水蒸気で雲をつくり、地上に雨や雪を降らせます。その雨や雪は、川の水や地下水となって、また海にもどります。
これを“水の循環”といいます。人間は水の循環の中で、飲み水やものをつくるために水を利用しますが、雨や雪は、必要な場所に必要な量が降ってくれるとはかぎりません。
雨の量が少なすぎても多すぎても、いろいろな被害をおこします。被害を少なくするために、ダムがつくられています。
 

洪水を防ぐ

真名川ダム 洪水吐からの放流
大雨が降ったときに、一気に水が流れて川があふれることを防ぐため、水をためて、下流に流れる水の量を調節しています。

水を供給する

広野ダム
雨が降らない日が続いて川の水が減ったときのために、ためておいた水を下流に流す水がめの役割をしています。

水の力で電気をつくる

仏原ダム
高いところから水を流し、水の落ちる力で発電機を回して、わたしたちが使う電気をつくります。

土砂の災害を防ぐ

小原ダム
山の中を流れる川は、流れが速いため、土砂を下流に流します。土石流を防いだり、河川に土砂がたまらないようにしています。