九頭竜川 流域の紹介



流域のすがた

九頭竜川流域の姿のページより

九頭竜川流域は、本州日本海側のほぼ中央にあり、福井県嶺北部に位置しています。流域内には福井市をはじめ7市4町と岐阜県郡上市(旧白鳥町)の一部が含まれています。
流域面積は2,930km2であり、福井県の面積の約70%を占めています。
九頭竜川は、流域を代表する「母なる川」で、幹線流路延長が116kmもあります。
その流れの源は、福井・岐阜県境の油坂峠(717m)に発し、九頭竜峡谷を経て大野盆地を南北に流れ、勝山市で真名川と合流し、永平寺町鳴鹿にて福井平野に入り西流します。
そして、福井市高屋において、南越前町夜叉ヶ池(1,100m)より流下する日野川と合流し、坂井市三国町で日本海に注いでいます。

地図 地図
地図 地図
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主要河川の流域面積と幹川流路延長
日本の河川(一級109水系)の内、九頭竜川水系は流域面積では20番目、幹川流路延長では40番目です。
流域面積
流域面積
幹川流路延長
幹川流路延長
※幹川流路延長とは、一つの水系の中で流量・流域面積の大きいものを幹川とし、河口から谷をさかのぼった分水界上の点までの流路の延長を言います。


こう配
長さが短く、流れが急な日本の川は、ゆるやかに流れるアメリカやヨーロッパの川に比べると、まるで滝のようです。 日本で一番長い信濃川でも、長さがライン川の約10分の1で、流域面積は約76分の1です。このため日本の川は大雨が降るとすぐ水かさが増して洪水になり、晴れの日が続くとたちまち水が減ってひからびてしまいます。
こう配図



九頭竜川等と周辺の土地
わたしたちが生活を営む土地は、河川の高水位より低いところにあります。
九頭竜川等と周辺の土地