舟橋と呼ばれている「森田舟橋」は、天正6年(1578)3月に柴田勝家によって架橋されたといわれている。しかし、「三州志」という本には、建武2年(1335)にすでに舟橋があったことが記されている。(※河川のルーツ p.72) |
柴田神社(福井市)に残っている舟を繋いだ鉄鎖 |
この舟橋は、明治10年(1877)7月、稲田・古市村と舟橋村との間に全長104間(189m)、幅3間(5.45m)の木橋が架けられ、約300年間のその役を終えた。不要となった鉄鎖は、小舟渡舟橋に再利用され、その後は柴田神社に一部が保管されるようになった。 |