年代 |
記事 |
年号 |
年月日 |
西暦 |
昭和 |
23.7.23〜25 |
1948 |
6月28日に発生した福井地震によって、坂井平野の各河川の堤防が陥没・崩壊など致命的な打撃を受けた所に、7月23日よりの前線による大雨で九頭竜川本川・支川とも増水し、左岸灯明寺地先で破堤。福井市街地の北部一帯が浸水した。また右岸木部村池見付近で堤防が決壊し、兵庫川左岸堤防まで濁水が達した。 |
26.2.28 |
1951 |
南の暖風強くなり、降雨と相俟って融雪洪水が生じ、九頭竜川本川および日野川、足羽川の各川は急激に増水、警戒水位を突破。道路、護岸の決壊、根固、水制などが流出するなどの被害が生じた。 |
7.2 |
ケイト台風と梅雨前線により、短時間に強い雨が降ったため、河川は急激に増水し被害が多かった。 |
28.3.11 |
1953 |
低気圧の日本海通過によってもたらされた降雨のため、九頭竜川水系の山岳地帯で融雪が起こり、河川は増水し道路が各所で決壊、護岸・根固工の流失などの被害を生じた。 |
28.6.6〜8 |
台風2号の影響で前線活動が活発となり、奥越で100〜150mmの大雨となる。死者2人、床上浸水5戸、床下浸水206戸、田畑冠水4,783町歩、山崩れ9ヵ所等の被害が発生。 |
9.23〜25 |
前線をともなった台風13号による暴風雨で、九頭竜川流域の日野川および嶺南地方の南川、北川で大災害となり、4市7町38村に災害救助法が発動された。日野川では各所で破堤、越水したが特に日野川右岸三郎丸地先の破堤によって福井市西北部の一部を泥海化した。
死者・行方不明者13人、負傷者256人、流失・損壊家屋1,252戸、被害は床上浸水家屋9,517戸、床下浸水家屋8,110戸、非住家被害1,061戸、罹災者数85,338人。 |
33.7.25 |
1958 |
前線の活動によって、25日の夜から26日の朝にかけて北部の竹田川、権世川流域に200mm上の集中豪雨があり、被害が発生した。 |
33.9.10 |
14時〜19時頃、九頭竜川本川中流域と足羽川中流域の山間部で、雷をともなう局地的大雨が降り、芦見川流域に被害が発生した。 |
34.8.12〜14 |
1959 |
8月12日からの前線と、13日夜からの台風7号による豪雨により洪水ピークが二度発生する2山洪水となり、九頭竜川本川布施田で計画高水位を、また九頭竜川本川中角、日野川深谷で警戒水位を越え、堤防の破堤、決壊が続出し、被害の大きかった福井市、森田町、清水町、鯖江市、今立町に災害救助法が発動された。死者・行方不明者2人、負傷者1人、流失・損壊家屋54戸、床上浸水家屋5,542戸、床下浸水家屋7,347戸、罹災者数54,516人。 |
34.9.25〜26 |
伊勢湾台風(台風15号)による豪雨で、雨量は嶺南東北部と西部の山地に多く、各河川とも計画高水位を越えるか、またはこれに近い増水となり、九頭竜川本川布施田、中角では計画高水位を、日野川深谷では警戒水位を越える出水となった。特にに和泉村大谷では、2時間降水量104mm達する強雨のため、和泉村では鉄砲水となって一瞬にして20数名が流死した。
被害は死者・行方不明者34人、流失・損壊家屋99戸、床上浸水家屋1,517戸、床下浸水家屋5,031戸、罹災者数31,616人。 |