九頭竜川水系は豊富な水量を包蔵しており、九頭竜ダム、真名川ダムなど11の既設ダム群と、25ヵ所の水力発電所が存在する。 一方、下流域の穀倉地帯である福井平野などの平野部では、ダム群からの取水のほか、九頭竜川鳴鹿大堰などの堰から取水し、灌漑・上水道・工業用水として利用している。 平成11年(1999)3月現在の水利用状況は、表5.1.6に示すとおりである。