九頭竜川流域誌


6. 水利用
6.1 概要

 九頭竜川水系は豊富な水量を包蔵しており、九頭竜ダム、真名川ダムなど11の既設ダム群と、25ヵ所の水力発電所が存在する。
 一方、下流域の穀倉地帯である福井平野などの平野部では、ダム群からの取水のほか、九頭竜川鳴鹿大堰などの堰から取水し、灌漑・上水道・工業用水として利用している。
 平成11年(1999)3月現在の水利用状況は、表5.1.6に示すとおりである。


表5.1.6 現況利水状況(建設省直轄管理区間および指定区間の特定水利)
- 上水道用水 工業用水 灌漑用水
(許可)
発電用水 雑用水 灌漑用水
(慣行)
件数 4 4 21 25 3 19
水利権量
(m3/s)
1.884 12.79 94.9197 771.036 0.144 灌漑面積(ha)
673.44


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