東はりま加古川水の新百景

冊子番号107


いしいのしみず
石井の清水
■河川名
加古川
■所在地
加古川市 西神吉町
■参考文献 「兵庫のふるさと散歩 東播編」兵庫県
市提供資料(印南郡誌、加古川市の文化財、
加古川市史第1巻)


写真



川、水との関わり(アピールポイント、その他)
歴史的な言い伝えが残る湧水。




神姫バス「神吉」下車西へ300m
概要
「石井の清水」は、弘法大師が杖でつついたら突然きれいな水が湧いてきたといわれる清水で、別名「弘法大師の井戸」とも呼ばれています。
この名称は、方97cm角の石の井戸枠に内径45cmの石の井筒が置いてあることからこう呼ばれており、またこの井戸には、7世紀ころの創建とされる寺院跡(中西廃寺)の露盤と同筒状の刹(土)が使われているとも言います。
この清水は涸れたことがなく、特にその水質がよいので昔から茶の湯に好んで用いられました。今でも透きとおった水が、こんこんと湧き続けています。


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