写真
川、水との関わり(アピールポイント、その他)
加古川の利水の歴史が刻まれた配水塔。
山陽電鉄「高砂」下車200m |
概要
「旧配水塔」は、旧加古郡高砂町が初めて上水道を敷設したときに建てられたものです。これは6本の鉄脚に支えられ、異人館風のトンガリ屋根をもってます。
工業用水と飲料水を確保するための上水道敷設工事が、大正12年(1923)に完成し、高砂町と荒井村に給水を開始しました。当時、県下で上水道があったのは神戸市などごくわずかで、高砂町のこの計画は実に画期的なことでした。
昭和41年(1966)に新浄水場が設置されたため、この配水塔は現役を引退しましたが、市の水道敷設のシンボルとして、現在も大切保存されています。 |