東はりま加古川水の新百景

冊子番号117


さきのみやじんじゃ
崎宮神社
■河川名
加古川
■所在地
加古川市 尾上町
■参考文献 「兵庫神社誌」加古川市提供


写真



川、水との関わり(アピールポイント、その他)
治水にまつわるいわれのある神社。




概要
「崎宮神社」の神像のいわれについては、次のような記述が残っています。昔、洪水が起こったとき、加古川岸の柳の木の下に三体の木像が流れてきました。やがて水は治まり、この後、この木像はいろいろな霊験をあらわしました。そこで、これらを着飾った馬に乗せて、鼓笛を鳴らし幟を立てておさめようとしたところ、崎宮神宮の神前で馬は留まり、鞭を打っても動こうとしませんでした。その時突然、一人の男(の子)が現れて、狂ったように「神像はこの崎宮に留まるべきものである」と口走りました。まわりはこれを御託宣と受けとめたそうです。
なお、この神像三体のうち、二体は男性像、一体は女性像であったといいます。


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