東はりま加古川水の新百景

冊子番号121


しんゆようすい
新井用水
■河川名
加古川
■所在地
播磨町 
■参考文献 「兵庫歴史散歩」兵庫歴史教育者協議会編著
「加古川の流れ」姫路工事事務所
町提供資料
「今里傅兵衛と新井の歴史」
新井水利組合連合会


写真



川、水との関わり(アピールポイント、その他)
加古川の利水の歴史が刻まれた用水。




概要
「新井水道」は、今里伝兵衛の発起によって明暦元年(1655)に着手され、翌2年に完成した用水路です。
この水路は、印南野台地の干ばつをなくすために、水量豊富な加古川から台地へ水を引くために計画されたものです。その完成により600haの田畑を潤したばかりでなく、ため池8つが不要となり、そこに6haの田が新しく開かれました。この水路は隣の五ヶ井水道に対して、同じように五ヶ井堰から取水したので、新井水道と名付けられました。新井水道は、加古川の水を13kmも引いており、川の下をもぐらせる工事(サイホン)など、技術水準の高さがうかがえます。なお享保5年(1720)、伝兵衛の功績を賛える村人たちが野口村二ヶ屋の大歳神社前に新井水道記念碑を建立しました。
また、新井水道は昭和25〜35年(1950〜1960)に改修されましたが、播磨町野添の播磨中学校庭に新井水路改修記念碑が建てられています。


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