東はりま加古川水の新百景

冊子番号132


やまだがわそすい
山田川疏水
■河川名
山田川
■所在地
三木市 
■参考文献 「東播用水事業誌」近畿農政局
編集・発行/東播用水農水利事業所
サンスイコンサルト株式会社
「砂と松と汐の流れ」姫路工事事務所 


写真



川、水との関わり(アピールポイント、その他)
加古川の利水の歴史が刻まれた疏水。




概要
「山田川疏水」は、現在の神戸市北区山田町から淡河川幹線合流地点までの約11kmにわたる疏水です。
この疏水事業の計画は、記録によると淡河川疏水よりも古く、明和8年(1771年)頃まで遡ることができるそうです。山田川から現在の稲美町に引水を試みた先覚者たちが、いろいろと苦心した歴史を持ちます。当時の三木町では、淡河川疏水の成功により、開田範囲が拡大したことによって水量が不足し、いったんは断念されたこの山田川疏水の難工事が明治44年(1911)に再び着工されました。幹線工事は大正4年(1915)に完了しましたが、付帯する溜め池62カ所、支線5線が完成したのは、着工から8年後の大正8年(1919)でした。その後、補修、補強が加えられましたが、諸般の曲折を経て現在は廃止されています。
当時、この疏水は加古台地周辺62溜池、岩岡、相野などを潤おしました。



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