東はりま加古川水の新百景

冊子番号20


つまいせき
津万井堰
■河川名
加古川
■所在地
黒田庄町 津万井
■参考文献 「西脇あれこれ」西脇市
「加古川の流れ」姫路工事事務所


写真



川、水との関わり(アピールポイント、その他)
加古川の利水の歴史が刻まれた井堰。




JR加古川線「黒田庄」下車徒歩30分
中国自動車道「滝野社」ICから国道175号北へ20分
概要
「津万井堰」は、黒田庄町の畑瀬橋のすぐ下流にある灌漑用井堰です。
元禄2年(1689)津万に小規模な堰ができ、元禄16年(1703)に津万井堰の幅改良工事(津万郷〜蒲江村まで)が行われ、享保元年(1716)にも井堰の普請がありました。
現在の津万井堰は、文政2年(1819)に小規模な井堰として築かれましたが、文政3年(1820)の大洪水で決壊した後、同年に杭打石積込方式を廃し、亀ノ甲型による石積工法が施工されました。この井堰は、笹倉忠左衛門らの尽力で文政5年(1822)に難工事を乗り切り見事に復旧させたものです。
忠左衛門は、従来の木材工法の井堰では耐久年数を超えると洪水災害を免れることはできないので、恒常的安全をはかるために構造を改めました。そこで、大洪水が発生しても亀甲組の基礎が残る方法を採用する必要があると判断し、津万井堰の改築を敢行したのです。


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