東はりま加古川水の新百景

冊子番号21


ふくじとこもえのかわわたりあと
福地と蒲江の川わたり跡
■河川名
加古川
■所在地
黒田庄町 福地
■参考文献 「東播磨研究加古川流域の渡し場・渡し舟」  
東播磨地域調査学会 
町提供資料


写真



川、水との関わり(アピールポイント、その他)
加古川の渡し場跡。




JR加古川線「黒田庄」下車徒歩10分
中国自動車道「滝野社」ICから国道175号北へ20分
概要
「福地と蒲江の川わたり」とは、黒田庄町福地付近の川床が岩盤の露出したところを、人々が歩いて渡ったことをさします。
現在は鉄筋の橋が架けられていますが、木橋の時代には増水で度々流出し、橋のない時には、川の中を歩いて渡ったり、渡し舟で往来していました。
なお、明治時代までは、福地と蒲江の間にも人渡し(一岸出船)がありました。福地は加古川左岸に沿った細長い集落で、自然堤防上に立地しています。丹波道が通過する蒲江には、渡し船があり、対岸と往復していたようです。
明治5年(1872)の蒲江村分間絵図(中川安一氏蔵)によると、五橋脚の架橋が書き込まれています。








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