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川、水との関わり(アピールポイント、その他)
加古川舟運繁栄時の船着き場跡。
JR加古川線「船町口」下車徒歩15分
中国自動車道「滝野社」ICから国道175号北へ30分 |
概要
船町には領主によって造立された「船町河岸(ふなまちかし)」があり、この河岸には田高川(滝野以北の加古川)の舟運の基地として重要な「船町船着き場」が置かれていました。
寛文13年(1673)の三ヶ村井堰築造後の田高川の舟運は、本郷から高瀬舟を三ヶ村井堰の上流で井溝(ゆみぞ)に引入れ、上流側の“小揚場”でいったん荷を揚げ、堰の下流側の“船着き場”で待機している船に積み替えて加古川本流を滝野まで下ろすという、手間のかかるかたちで行われていたといいます。
なお、現在、三ヶ村井堰の周辺にはわずかながら高瀬舟を導いた井溝の一部が残っています。 |