東はりま加古川水の新百景

冊子番号42


すいめいこ(こうじやだむ)
翠明湖(糀屋ダム)
■河川名
野間川、仕出原川、杉原川
■所在地
中町 糀屋
■参考文献 「糀屋ダム」農林水産省近畿農政局
町提供資料


写真



川、水との関わり(アピールポイント、その他)
利水目的の構造物(ダム)。




中国道「滝野社」ICから北へ30分
神姫バス「糀屋」下車1.5km
概要
「翠明湖」は、加古川水系野間川の支流・仕出原川に農林水産省が国営土地改良事業として、昭和42年(1967)に着工し、平成3年(1991)3月に完成させたダム湖です。
北播磨最大の水がめといわれる翠明湖(糀屋ダム)は、貯水量1,350万tで、周辺農地3,850haに対し年間約1,400万tの農業用水と約1,120万tの工業用水を供給し、堰堤の高さ約43mを誇っています。ダム中央にアーチ型を描く翠大橋が、そのたもとに翠公園があり、ここから雄大なダム湖が眺望できます。春の桜、夏の昆虫類、秋の紅葉、冬のカモの飛来など、静寂の中で湖面と四季折々の景色の描き出す情景が楽しめます。
また、ダム湖周辺を約12kmの周遊道路が走り、ハイキング、サイクリング、マラソン等には絶好のロケーションになっています。
なお、毎年3月には「翠明湖ミニマラソン大会」が開催され、翠公園には「ポートピア’81」のシンボルだったターミナルマストが移設されています。


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