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川、水との関わり(アピールポイント、その他)
加古川が創り出した雄壮な名勝。
JR加古川線「滝」下車徒歩5分
神姫バス「滝野」下車徒歩5分
神姫バス「滝」下車 |
概要
「闘龍灘」は、東播磨の平野を貫流する加古川の多くの名勝のうち、最も圧巻といわれるものです。
川床いっぱいに奇岩怪石が起伏し、ここにきて流れは一気に加速します。この激しい流れが、岩を乗り越えて走る様は巨竜の躍動にも似ており、古来より文人墨客が度々訪れ、多くの詩歌が詠まれました。この滝はもと「双龍灘」と呼ばれていましたが、幕末の詩人・梁川星厳(やながわせいがん)がここに遊び、「闘龍灘」と題する七言絶句を賦したことから、その漢詩にちなんでこの名が付けられました。
滝のやや下流西岸の座の浜には、近世には高瀬舟を牛耳った滝野船座の建物や倉庫があり、今でもその面影を残しています。
また闘龍灘は“飛び鮎の名所”として鮎漁が盛んで、5月1日の解禁日には太公望を楽しませてくれます。
特に鮎の習性を活かした「筧どり」は、当地独特の漁法として知られ、5月3日(旧4月8日)の「光明寺の花祭り」や「鮎まつり」とともに初夏の滝野の風物詩にもなっています。
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