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川、水との関わり(アピールポイント、その他)
湧水にまつわる歴史的な言い伝えが残る神社仏閣。
高速バス「北条」下車徒歩15分
北条鉄道「北条町」下車徒歩10分 |
概要
社伝によると、三重里(北条町)に住んでいた山酒人(やまのさかひと)が、養老元年(717)、住吉大神に宿を貸したところ、一夜にして田に植えた稲苗が大松に化してしまったので、驚いてこの松林に神殿を造り大神をまつったと伝えられています。
この神社には、神功皇后の命を受けた酒看都子(さかみつこ)が酒造りを始めたと言い伝える泉が今も残っています。
なお、「住吉神社」はその昔、酒見(さがみ)明神とも呼ばれ、式内社で“播磨三の宮”として名高い神社です。
また、4月2・3日には“播州三大祭り”の一つで、「北条の節句まつり」と呼ばれる例祭が行われます。
隣接する「酒見寺」は、天平17年(745)に行基の開基と伝えます。仁平3年(1153)に大日照りが続いたとき、近衛天皇の勅願で播磨六山の僧がここに集まり、大般若経を転読して“雨乞い”をしたところ、読経半ばにしてたちまち大雨が降り、万物すべて蘇ったという言い伝えがあります。この行事は近世末まで続きました。
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