東はりま加古川水の新百景

冊子番号86


てまえがわちょうせつち
手前川調節池
■河川名
手前川
■所在地
加西市 西上野町〜北条町
■参考文献 「手前川」兵庫県社土木事務所
「社土木・ヒューマンスポット33か所巡り」
兵庫県社土木事務所
「グリーンスポーツ広場アクアスかさい」加西市役所


写真



川、水との関わり(アピールポイント、その他)
治水施設を利用した多目的広場




北条鉄道「北条町」下車徒歩10分
神姫バス(大貫経由)「宮西」下車徒歩10分
概要
「手前川」は、川幅が2m〜3mという小さな加古川の支流で、水を流す能力が低い川です。
平成2年9月に来襲した台風19号と秋雨前線による3日間の大雨では、343mmの雨が降り、特に9月18日には最大時間雨量が57mmにもなる記録的な大雨でした。このとき手前川は氾濫し、加西市北条町の2138戸が浸水しました。このような災害を2度と起こさないために、河川激甚災害対策特別緊急事業として、平成2年〜7年に手前川改修が行われました。
改修工事は、手前川に洪水の規模に合わせて流れを変える分水工を造るとともに、手前川の一部拡幅工事を行い、さらに隣接する下里川を掘り下げ、分水を可能としました。また、洪水時に水を一時的に貯めておくことができる調節池を設け、平成2年と同様の大雨が降っても洪水による浸水がない、安全に暮らせる町となりました。
調節池には、平常時、多目的なスポーツ広場として利用できる施設のグリーンスポーツ広場(アクアスかさい)が設置されました。美しい天然芝の多目的広場では、サッカーやグランドゴルフ、運動会など多目的に、そして24時間利用できるナイター設備を完備しています。また、花木を植裁し、ベンチや健康遊具、ジョギングコースなどを設置するとともに、トイレや45台収容の駐車場も整備されています。



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