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特性
環境の変遷
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三川分派地区の環境の変遷

本来河川内の環境は、洪水の度に植生の破壊と河原の裸地化を受け、やがて植生が回復するというサイクルを繰り返す動的な環境でした。
しかし近年では、こうした河川特有のサイクルが減少し、レキ河原が少なくなり陸域化が進んでいます。そのため、河川特有の生物種の生息環境が少なくなりつつあります。
洪水によるかく乱と植生の回復がくりかえし行われる河川の動的な環境を再生し、河原環境の再生、河川特有の種の回復をめざしていきます。

  中州の大部分をレキ河原(白い部分)が占めていました。中州の中にミオ筋も確認できます。
  近年は、中州の冠水頻度が低下し、陸域化の傾向にあります。
  昭和51年9月の洪水後の様子です。ミオ筋部分がレキ河原となっています。中州が洪水毎にかく乱を受ける動的な環境であることがわかります。