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三川分派地区の特性

揖保川は藤無山 を源流に林田川、栗栖川など多くの支流と合流しながら河口付近で中川を分派し、播磨灘に注ぐ長さ約70km、流域面積約810km2の一級河川です。三川 分派地区は、揖保川と林田川の合流点から、揖保川、中川、元川に分派する河口から2〜4km付近をさします。

三川分派地区の中州には近畿地方でも有数の河畔林が残されています。これは、上流から川を伝って種子が供給された もので、揖保川の上流域の特性を反映しているといえます
揖保川の中流域では、頻繁に増水し掃流作用を受けやすい場所に、レキや砂レキからなる河原が広がります。そこにはフジバカマ、カワラサイコ、カワラヨモギなどの河原性の植物が生育します。三川分派地区でも、このような河原環境がみられます。
カワラヨモギ 
三川分派地区は、揖保川の河口から続く干潟の上流端にあたります。淡水と海水が混じり合う特殊な環境に適応したいろいろな生物がみられます。渡り鳥は中継地として利用しています。
流域図