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山々に降った雨や雪が渓流(けいりゅう)となって谷を下り、やがて大海に流れ込むまで、川はいくつもの平野を潤(うるお)いで満たしていきます。流れの速度を変え、蛇行しながら、淀みや淵、川辺など、さまざまな地形を育み、生き物たちに生息の場を与えていきます。美しいせせらぎ、生い茂る草木、水際に集う魚や虫、鳥たちの姿.....。川は生命の源流であり、自然の宝庫です。自然環境の重要性が再認識されている今、この豊かな環境を育んでいくことに、大きな注目が集まっています。
揖保川・加古川流域でも、豊かな河川環境を整備するために、さまざまな取り組みが行われています。洪水を防ぐことだけではなく、汚れのない美しい水が流れているということだけでなく、古来から、人がふれあい、生活に身近な場として再生させるために、「多自然型川づくり」という川づくりが行われています。 |
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