猪名川河川事務所

生き物と水質

猪名川はこんな川です

 猪名川の源流は、兵庫県川辺郡猪名川町にある大野山の山中です。ここから流れ出した水はまわりの水を集め、やがて川となり、渓谷を下っていきます。
 そして 兵庫県・大阪府の市や町を流れ、箕面川や千里川などのいくつもの支川と合流しながら、神崎川と出会うところまでを「猪名川」と呼んでいます。
 また、猪名川の流域の市町には約180万人が住み、川の水は生活用水・工業用水・農業用水としてみなさんの暮らしを支えています。


 猪名川流域は、かつてこの土地に適したクヌギが植林され、大きく成長した木にオオムラサキやクワガタ、フクロウなどがすみついて生態系ができあがりました。
 都市化が進んだ今でも、この生態系が残るエリアはあり、自然を体感できる里山の風景が見られます。
 国土交通省では1990年から「河川水辺の国勢調査」として、生物調査を5年ごとに実施しています。
 猪名川に生息する生き物や植物の分布はこのようになっています。

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