猪名川ワイワイ通信 16号
 

写真:わんどで水生生物を採集

当日のプログラム
第19回ワークショップを開催しました!

 前回のワークショップで、わんどの紹介パンフレットが完成しました。今回はできあがったばかりのパンフレットを持って、わんどへ出かけました。パンフレットのできばえの確認と、わんどの自然観察でしたが、わんどでは魚や水生生物採集に夢中になってしまいました。
  しかし、パンフレットはみんなで考えながら作ったので、きっといいできばえだったと思います。それより、たくさんの魚や生きものを観察できて楽しいワークショップでした。

■今回のワークショップ参加者
佐藤さん、澤邊さん、高津さん、谷本(卓)さん、谷本(充)さん、永井さん、長井さん、法西さん、松本(馨)さん、水野さん、三船さん、吉田さん、秦野小学校の5年生とOBの中学生たち(合計16人)、それから事務局の7名の合計35人でした。


たくさん捕まえたぞ!
 少しだけ肌寒かったですが、みんなで水に入りました。網で捕まえたり、石をひっくり返してたくさん見つけました。 また、わんどの中だけでなく、周辺草原では植物観察(参加者は少なかったですが、、、)やコオロギ探しをする人たちもいました。 小学生にはコオロギを見たことがない人もいたので、何とか見せてあげたいと大人たちは一所懸命探しました。 写真:網で捕まえたり、石をひっくり返して観察


■観察できた生きものたち
分類
種名
外来種
大ワンド
中ワンド
小ワンド
周辺

オイカワ    
カマツカ      
ギンブナ      
ゲンゴロウブナ        
モツゴ        
ニゴイ        
コイ      
タモロコ      
メダカ      
ドンコ      
ナマズ        
カワヨシノボリ        
ヨシノボリの一種        
タイリクバラタナゴ    
ブルーギル      


アメリカザリガニ    
スジエビ      
ミナミヌマエビ      
モクズガニ      
分類
種名
外来種
大ワンド
中ワンド
小ワンド
周辺


イトトンボの一種(幼虫)        
ウスバキトンボ(幼虫)        
ギンヤンマ(成虫)        
ギンヤンマ(幼虫)      
コオニヤンマ(幼虫)        
コシボソヤンマ(幼虫)      
サナエトンボ(幼虫)        
サナエトンボの一種        
シオカラトンボ(成虫)        
シオカラトンボ(幼虫)        
ハグロトンボ(幼虫)        
カゲロウの一種(幼虫)        
キチョウ        
アメンボの一種        
タイコウチ        
マツモムシ        
クルマバッタモドキ        
ショウリョウバッタ        
チョウセンカマキリ        
ツチイナゴ        
ツヅレサセコオロギ        
エンマコオロギ        
オンブバッタ        
ハサミムシ        


ウシガエル(成体)      
ウシガエル(幼生)    
カルガモ        
ヒル        


写真:ドンコ
ドンコ


写真:モクズガニ
モクズガニ


写真:松本先生と谷本先生の説明
松本先生と谷本先生の説明
 
 
室内ミーティング
 室内ミーティングでは、この日観察できた生きものたちを表にまとめました。短い時間でしたが、たくさんの生きものを捕まえ、観察することができました。 また、これらのデータについて過去のデータとあわせて、どのようにわんどが変化してきたのかをちゃんと解析するべきと言う意見も出ました。
 今後のワークショップでは、最初の目的だった生きもの豊かなわんど作りを目指すための方法を考えていくことが必要だと感じました。