猪名川の河川環境整備(自然再生計画)に関するアンケート調査

国土交通省猪名川河川事務所では、河川環境整備効果の評価を行うためのアンケート調査を実施することとなりました。このアンケートは、河川環境整備によって、水辺の景観が改善されたり、レクリエーションの可能性が広がったりしたときの効果を、金額におきかえて評価し、今後の猪名川・藻川の環境整備に役立てていくことを目的としています。
アンケート実施期間: | 2008年11月中旬~12月中旬 |
アンケート配付方法: | 猪名川沿川5市(伊丹市、池田市、豊中市、尼崎市、川西市)の比較的猪名川に近い自治会の内から無作為に選定した自治会を経由して配布(865枚) |
アンケート回収率: | 回収率:50.6% |
配布したアンケート調査用紙(PDF形式:1.1MB)
河原および湿地の再生に関して
あなたは猪名川・藻川をどのくらいの頻度で訪れますか。
あなたはどのような目的で猪名川・藻川を利用されますか。
昔の猪名川・藻川には河原や湿地が広がり、そこには釣り人や川で遊ぶ子どもたちなど多くの人の姿が見られました。また、河原や湿地を好む多くの動植物の、生息・生育場にもなっていました。
しかし、現在の猪名川・藻川は、本来陸地に生える植物が水際まで覆っており、それにより河原や湿地が消え、それらの環境を好む動植物の生息場が失われています。
これにより昔から猪名川・藻川で暮らしてきた生物が減少するなど、本来の猪名川・藻川の生態系が大きく損なわれています。
また、本来の猪名川・藻川らしい景色が失われるとともに、水際に近づき遊んだりすることも困難になっています。
あなたは、このような現状をご存知でしたか。
昔のような猪名川・藻川の河原や湿地を再生し、河原や湿地を好む動植物の生息・生育場を復元することにより本来の猪名川・藻川らしい河原等の景色を創出したり、子供たちが遊べる水辺を復元することについて、あなたはどのように思われますか。
魚が回遊できる環境の回復に関して
アユなどの回遊性の魚は、稚魚(魚の子供)が春に海から川をのぼり夏に川の中流や上流で大きくなった後、秋には産卵のため下流へ移動します。
昔は猪名川・藻川でもアユなどの回遊性の魚が成長や産卵のために海から上流までの間を自由に移動していましたが、現在は堰等によって、これらの魚が自由に移動することが困難な状況になっています。
あなたはこのような現状をご存知でしたか。
魚の移動を妨げている堰等に魚道※を設置するなどの対策を行い、アユなどの回遊魚が猪名川の中・上流まで自由に移動ができ、産卵や成長を営むことができるなど魚の棲みやすい川に再生されることについて、あなたはどのように思われますか。
猪名川・藻川における下図に示す区間において、かつてのような河原または湿地の再生を行うとした場合、あなたの世帯で、毎月いくらくらいなら支払ってもよいと思いますか。
猪名川・藻川において、現在下図の紫色の範囲までしか移動できないアユなどの魚が、緑色で示すように中・上流まで自由に移動し産卵や成長を営むことができるよう改善するためにあなたの世帯では、毎月いくらくらいなら支払ってもよいと思いますか。
問7および問8で全て「2.支払わない」を答えられた方にお聞きします。「2.支払わない」を選んだ理由として適当なものを以下から1つ選んでください。
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