猪名川河川事務所

第1稿に対して頂いたご意見と回答 平成15年2月23日 尼崎会場 説明会

今までの説明会など

テーマ:淀川水系河川整備計画策定にむけて

【淀川水系河川整備計画策定にむけてのご意見及び回答】


自治体からのご意見
 みなさまからのご意見
第1稿に対して頂いたご意見と回答
 平成15年2月9日~2月21日まで
 平成15年2月22日 池田会場 説明会
 平成15年2月23日 尼崎会場 説明会
 平成15年2月24日~6月30日まで
その他のご意見と回答

 
■ みなさまからのご意見 【 平成15年2月23日 尼崎会場 説明会 】
ご意見・ご質問 淀川流域委員会の脱ダム提言うれしく思います。
 ダムの良くない点はよくわかります。でも一庫ダムは治水上、利水上現状で不要とは言えません。
又少しの雨で洪水になり 少し雨が少いと渇水の心配をしなければならないのが現状です。
脱ダムのためにも、一庫ダムの現状の問題回復のためにも周辺の山を回復する手だてをお願いします。
一庫ダムは夏になるとカビ臭も出ます。市民参加で山を守り水質、量を守る活動をさせて下さい。
回  答  ご意見ありがとうございました。
 積極的に住民参加を促すための取組についても流域水質管理協議会で検討・実施してまいります。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 環境
・一庫ダムの魚類の遡上降下というのは バイパストンネルと関連があるのか?
・一庫ダムの裸地対策 季節的にいつの水景で考えているのか? 工事としてされるのであれば上流自治体(のせ町より)よりの河川流入口で東京都が  川でやっている山を守りながら水質をよくする活動ですみやき等して浄化する等環境教育を含めた取り組みを先にのぞむ。

治水
・治水上私達は堤防より遊水池となるよう河巾を広く土地購入(工事代より安いのでは)を望んでいるが 堤防工事有先されている県施工。国土交通省次外の中間部銀橋→ダム近くまで県の工事がされている。
 河川敷は誰のものか最近どんどん埋立て家かたって川巾が狭くなっている。その対策は出来ないのか。
・一庫ダムの水道利用を他ダムにとなると余野川ダムにとなるのではないか。
・脱ダムのためには周辺の山の整備等まで考えないのか?


・P16の一庫ダムの治水機能の強化は放流操作マニュアルの変更か
回  答  ご意見ありがとうございました。
(環境)
・土砂の上下流の連続性を確保するために、上流から入ってくる土砂を下流へ流すためのバイパストンネル案はあります。
 魚類の遡上降下するための施設等の検討は、土砂の上下流の連続性を確保する施設(バイパストンネル)とは別にいろいろな面で検討していくことになります。
・全国各地のダムで裸地の緑化対策が実施されています。一庫ダムでは、永続的な緑化対策、地域に適合した品種、貯水池水質への影響等について検討及び試験施工を実施します。
(治水)
・猪名川(大臣管理区間)では、堤防間近まで市街地化してきており川幅を広くするには多くの住民の方々への影響が考えられます。今回の河川整備の基本的な考え方は、大雨などに対し、堤防の破堤等による被害の軽減を目指すために堤防の強化や住民の皆様への情報提供など様々な施策を進めて行くこととしています。一方、堤防から水際などは多様な生物の生息環境保全のため出来るだけ河川本来の自然な姿を目指すこととしています。また、猪名川の河川敷(堤防から堤防の河川区域)は、国の財産となっています。
・余野川ダム計画の見直した結果については、平成15年5月16日の第21回委員会に狭窄部上流の多田地区の浸水被害を軽減するために、一庫ダムの利水容量を振替えるための貯留施設として余野川ダムが有効であることと、猪名川下流部の浸水被害を軽減する効果があることを説明しました。ただし、利水については水需要の精査・確認がまだ終わっていないことや、環境等の諸調査について今後調査・検討が必要なことから、これらの調査を出来る限り早期に完了し、改めて流域委員会等に説明していきます。
・森林は土砂流出防止、景観、リクリエーション機能などを有しています。日本学術会議答申(平成13年11月「地球環境・人間生活にかかわる農業及び森林の多面的な機能の評価について(答申)」)にあるように、大洪水や大渇水において、森林は顕著な水源涵養(洪水や渇水の緩和機能等)を期待できませんが、中小の洪水や渇水の時にはこの機能を有しています。このような森林の機能を考えて、流域内の森林の整備や保全について重要なことと考えており、関係機関と連携してまいります。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 1.銀橋の開削と流下能力は猪名川の地水上の重要課題と思料するが、どのような対策で当面の浸水対策を行うか、具体的説明が欲しい。
2.利水容量を多ダムは振分けるというが、一庫ダムは慢性的な渇水状態であり、一庫ダムの治水容量を利水容量は振分け、一庫ダムの治水容量を他ダム又は他の治水工法で肩替りすべきである。
回  答  ご意見ありがとうございました。
 1.多田地区の浸水被害軽減対策について、平成15年5月16日の流域委員会にて説明しましたように、現存の施設(調整池・森林・田畑)を活用する方法、既設ダム(一庫ダム)を有効利用する方法、新たな施設で対応する方法等について資料を公開しています。
 2.貴重なご意見ありがとうございました。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 (河川環境)
・今後も河川環境の向上をすすめていただきたいと思います。
 汽水域干潟を活用し 水質改善ができないかと考えています。
 ※藻川の高田地区のように猪名川の戸ノ内、東園田地区も、土を入れ、干潟を作るのは、ムリでしょうか?
回  答 ご意見ありがとうございました。
 ご意見のとおり、河川環境については、これまでの流域における社会活動、河川の整備や利用が川に与えてきた影響を真摯に受け止め、淀川水系における今後の河川整備は、各河川に応じた河川の横断的・縦断的形状の改善、残された環境の保全や失われた環境の再生及び住民が安心して利用できる水質の改善などを目指した河川環境の修復を図って参りたいと思います。また、水、土砂、生物など多様な要素が複雑に依存しながら形成されている河川環境を保全及び再生していく際には、常に慎重にモニタリングを行いながら、河川環境の反応を把握してフィードバックをしながら進めていきます。
 工事の方法・施工等にあたっても、縦断方向及び横断方向の河川形状が不連続とならないように施工しますが、水衝部等で河岸の保持のため低水護岸を施工する場合は、生物の生息・生育に配慮した工法を採用します。
 また、工事に伴う仮設備、工事用仮道路等や施工機械、施工時期等については、できるだけ生物の生息・生育環境への影響を少なくするようにします。
 なお、川の中に土を入れることは水の流れる面積を狭めることとなり、防災上危険となることから、十分な検討が必要になります。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 先程の一庫ダムの最悪時の貯水率7.8%で40%取水制限は正しいのでしょうか
回  答  ご意見ありがとうございました。
 昨年末の12月21日、一庫ダムは昭和58年に管理が始まって以来、貯水率が最低の7.8%に下がりました。これは一庫ダムの非洪水期利水容量2680万m3に対し、貯水量が208万m3となり、比率を表現しております。
 一方、取水制限は、各水道事業者が昨年7月の1日最大取水量に対して40%まで取水制限を行うことで、去年の12月18日10時から12月29日正午まで実施しました。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 土砂を下流へ流すと言われますが 下流でどの程度土砂がたまっているかはかっておられるのですか。

河川利用で釣は%が低いですか
釣をする人の事も考えてください
回  答  ご意見ありがとうございました。
 国で管理している猪名川・藻川では下流でどの程度土砂が貯るか、河川の横断測量を2年に1回程度、200mピッチで実施しています。
 河川利用の中で釣りの利用率は、平成2年から5年毎に水辺の国勢調査を行っており、その調査結果から年間利用者数248万人の内 5.1%となっています。
 一般的に河床掘削等の工事を行う場合、元々複雑な川底(深い所や浅い所)を水平な形状にしておりました。また、洪水により土砂が上流から流れてきて堆積する場合や河床が掘られることもあります。
 今後は多様な生物の生息・生育環境の確保のため、瀬・淵などを配慮したより自然に近い川づくりを進めて行くことを考えています。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 ・治水・防災
  本当にスーパー堤防の設置が必要なのでしょうか? 自然保護団体が出しているH.P.には「猪名川は現況の河道形態になって以来、深刻な水害を引き起こしたことはない」と書いてありました。確率的に殆ど起こらないような災害を想定して造るのであれば、税金の無駄遣いではないでしょうか。
 (樹木の伐採は、そこに棲息している動物を守るため、本当に必要なのか充分検討することが必要だと思う。)

・ダム
  渇水が頻発するから 渇水に対応できるよう ダムを造ったりするのではなく、これまでの過剰な水利用を改めるよう、住民も意識すべきだと思う。
 水は余っており、余野川ダム等は 必要でない。不必要なものに私達の税金を投入し、水道料金を上げ、自然を壊すのは 絶対にやめてほしい。
回  答  ご意見ありがとうございました。
・治水・防災
 猪名川の下流域は、銀橋の狭窄部により多田盆地が浸水し洪水が貯留され下流への洪水の流出量が小さくなり、銀橋下流の堤防破堤による氾濫被害は発生しておりません。しかし、昭和35年の洪水では、下流の伊丹市や豊中市で浸水家屋4,300戸の被害が発生しております。
 猪名川は都市河川であり堤防の側近まで家屋が連担し、スーパー堤防を作ることは広範囲にわたる住宅移転や街づくりと一体となった堤防施工など実現性に乏しいと考えており、現在の脆弱な堤防を応急的に堤防強化することを目指したいと考えています。
洪水時に流水の阻害となる河道内樹木については、繁茂状況や河川環境の保全に配慮しつつ樹林帯の伐木の考え方に基づき地域住民や環境保護団体との情報交換や対策方針を公開し実施していきます。
・ダム
 余野川ダム計画の見直した結果については、平成15年5月16日の第21回委員会に狭窄部上流の多田地区の浸水被害を軽減するために、一庫ダムの利水容量を振替えるための貯留施設として余野川ダムが有効であることと、猪名川下流部の浸水被害を軽減する効果があることを説明しました。ただし、利水については水需要の精査・確認がまだ終わっていないことや、環境等の諸調査について今後調査・検討が必要なことから、これらの調査を出来る限り早期に完了し、改めて流域委員会等に説明していきます。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 1.環境課題の修復を図るため、又、流水、水位を一定に保つため、兵庫県や尼崎が行っている森づくりとリンクさせるような必要はありませんか。

2.高水敷公園を縮小していくことをベースに考えているとのことですが、川巾を狭めている、中州や、川岸から大きくせり出している泥土を除去することは考えておられないか?

3.ホームレス対策について
 現在行っている具体的な取りくみがあれば。
 (地域の人が川岸を歩きづらい雰囲気を作り ゴミ投棄も多い現状にあります)
回  答  ご意見ありがとうございました。

1.県や尼崎市が検討されている「森づくり」も環境修復のための1つであり、関係自治体と連携を図る必要があると考えています。

2.川巾を狭めている中洲や川岸から大きくせりだしている泥土は、洪水時に流水の流下に阻害となる部分があり堆積土砂の掘削や浚渫を実施する考えです。しかし、中洲は自然環境面からも残す必要なものもあると考えております。今後は、河川の横断的・縦断的形状の改善、残された環境の保全や失われた環境の再生を目指し、河川環境の修復を図りたいと考えています。

3.野宿者いわゆるホームレスの問題に関しては、河川管理者だけで解決できる問題ではありません。ご存知と思いますが、この問題は全国的な問題となっており、昨年8月に「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置」が施工され、今後、国土交通省や厚生労働省及び関係自治体が連携して対応することとしています。当面は人道上の問題を考慮した上で、悪臭・ゴミ投棄や河川敷の無断占用に対して是正指導をおこなっていきます。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 (河川環境)
護岸工事はいっそう充実して便利で強固な物となっているが、一方永年住み慣れた生物はだんだん住家を追われていっているのが現状である。
それらの生き物に対しての対策は一体どうなっているのか。
今後どういう考えでもって対処されるのかお聞せ願いたい。
回  答  ご意見ありがとうございました。
 河川環境については、これまでの流域における社会活動、河川の整備や利用が川に与えてきた影響を真摯に受け止め、淀川水系における今後の河川整備は、各河川に応じた河川の横断的・縦断的形状の改善、残された環境の保全や失われた環境の再生及び住民が安心して利用できる水質の改善などを目指した河川環境の修復を図って参りたいと思います。また、水、土砂、生物など多様な要素が複雑に依存しながら形成されている河川環境を保全及び再生していく際には、常に慎重にモニタリングを行いながら、河川環境の反応を把握してフィードバックをしながら進めていきます。
 工事の方法・施工等にあたっても、縦断方向及び横断方向の河川形状が不連続とならないように施工しますが、水衝部等で河岸の保持のため低水護岸を施工する場合は、生物の生息・生育に配慮した工法を採用します。
 また、工事に伴う仮設備、工事用仮道路等や施工機械、施工時期等については、できるだけ生物の生息・生育環境への影響を少なくするようにします。
 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

ご意見・ご質問 緑の回廊を造ろう
 猪名川と藻川に囲まれた町、田能、椎堂、園田地区を緑の回廊で囲まれた町にする。
 周辺約10kmの土手に色々な種類の樹木を植えて、自然と親しめる環境を創る。
 子供の遊びの空間を広げ、自然との交わりを体験できる様にする。
  クヌギの木  昆虫が棲息、カブト虫、クワガタ、等
  桜の木    花見、セミ、    ねこ柳  川原の低木
  どんぐりの木 どんぐり拾い、どんぐりでの創作
  常緑樹    1年中空気の浄化、酸素の放出
  落葉樹    季節感の体験、木の葉の紅葉、落葉

土手での植樹について
 土手の直ぐ横が道路に面してなおかつ、土手が2段構造になっている部分には、植樹しやすい
 土手の横が人家の場合枯葉の落葉、日照の問題が発生するおそれがある。
 川の内側より外側が水防上管理しやすい(特に下流域)?川幅と水量の関係

水に親しめる環境の創出
 土手で水辺と生活環境が遮断されないような、水に親しめる環境
 土手から水辺までの安全な階段の設置、
 車椅子や乳母車でも水辺に行けるスロープの道の設置
 親水性の環境、魚釣り、水辺の生き物(魚、昆虫、鳥、植物など)への関わり

尼崎市の東部地区、田能に蛍の棲める水環境を
 公害の町から蛍の町へ
 農業用水路に恒常的に水が流れるようにする改善で、蛍の棲める住環境を
 現在でも田能の用水路に、二枚貝(淡水シジミ?)巻き貝が棲息
 三面張りの用水路の改善、川底に穴を開け水が浸透出来るようにして、又石や土を入れ、低い堰を造る
 曲線部分を取り入れ、瀬や淵をつくる

余野川ダムの建設を取り止める
 「河川や湖沼の環境保全と回復を重視した河川整備」へ転換
  (淀川水系流域委員会提言)
  利水 キリンビールの撤退等大口需要減少、阪神水道からの水利権余剰
  環境 現在の工事で、大量に破壊され、魚類は死滅、(天然あまご等)復元必要
  治水 市街地の大雨に対する対策の多様化、浸透性の水路、車道、
     地下タンク設営、消防自動車等、ポンプ排水の充実強化
回  答  ご意見ありがとうございました。

1.緑の回廊
 水辺は貴重な水と緑の空間であり、河川および堤防は地域社会の憩の場として貴重な役割を果たしてきました。市街化等に伴い緑が減少しつつあることから良好な水辺空間の整備等の要望は多くだされています。
 国土交通省として、昭和63年から「桜づつみモデル事業」を実施し、猪名川では、豊中市森本地先(神津大橋上流左岸)で実施しております。
 「桜づつみ」を作る条件として堤防から住宅地側に土地を提供していただき、植樹しても堤防に影響がないよう堤防を住宅地側に盛土して、そこに植樹するものです。
 これらについて、地元自治体から要請を受け、基礎工事を河川管理者が行い、土地の提供・植樹や維持管理は地元自治体となっています。
 なお、尼崎市でも「緑の回廊について検討中」と聞いております。
2.土手での植樹
 堤防は土でできており、洪水時に破堤するおそれがあります。
 また、堤防に植樹することは、植樹した木の根が堤防の内部に入り込み堤防を弱くするためできません。
3.水に親しめる環境の創出
 これまで流域における社会活動及び河川整備や利用が川に与えてきた影響を真摯に受け止め、今後の河川整備は、河川の横断的・縦断的形状の改善、残された環境の保全や失われた環境の再生を目指した河川環境の修復を図りたいと考えています。
 また、身障者等が川に親しめるよう階段の手すりやスロープ等、バリヤフリーを実施して行きます。
4.田能にホタルの棲める水環境
 農業用水路の設置や管理は、土地改良区、水利組合や各自治体の農業部局となっており、ご意見を尼崎市に送付させていただいております。
5.余野川ダムの建設
 余野川ダム計画の見直した結果については、平成15年5月16日の第21回委員会に狭窄部上流の多田地区の浸水被害を軽減するために、一庫ダムの利水容量を振替えるための貯留施設として余野川ダムが有効であることと、猪名川下流部の浸水被害を軽減する効果があることを説明しました。ただし、利水については水需要の精査・確認がまだ終わっていないことや、環境等の諸調査について今後調査・検討が必要なことから、これらの調査を出来る限り早期に完了し、改めて流域委員会等に説明していきます。

 今後ともご意見を参考にさせていただき、今後の河川整備計画を策定する予定ですので、よろしくお願いします。

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